【原文カタカナ訳】 【語義考察】 【漢字読み下し】
マーカー部は原文に記されているヲシテ。
これらを誤写と見て、改修を施した上で解釈しています。
また段落の順序が入れ替わっている部分があると思われるため、それも修正しています。
<天元の八尊は>
ヤヲヨロノ オヱテコトホキ やをよろの おゑてことほき 八百万の 生えて 寿
サツケマス さつけます 授けます
ツキノミコトハ つきのみことは 次の尊は
アイフヘモ ヲスシヤカミノ あいふへも をすしやかみの アイフヘモ ヲスシ八神の
アテマモリ ネコヱサスクル あてまもり ねこゑさすくる 当て守り 根隅授くる
アナミカミ あなみかみ 天並神
スヱハミソフノ すゑはみそふの 末は三十二の
ヒコカミノ ミメミカタチオ ひこかみの みめみかたちお ヒコ神の 見目・見形を
アテマモリ あてまもり 当て守り
ソムヨロヤチノ そむよろやちの 十六万八千の
ツキモノカ アテマモリウム つきものか あてまもりうむ 付きモノが 当て守り生む
ヨロモノノ ナカニヒトツモ よろものの なかにひとつも 万者の 中に一つも ム
マモラヌハ ナキトシルヘシ まもらぬは なきとしるへし 守らぬは 無きと知るべし ム →ホ17
コノユエニ フタカミオホス このゆえに ふたかみおほす この故に 二尊思す
ネコエミチ オノコロシマノ ねこえみち おのころしまの 音声道 オノコロ州の
ナカハシラ メクルヲカミノ なかはしら めくるをかみの 中柱 回る男尊の →ホ3
クチヒルオ ヒラクアネヨリ くちひるお ひらくあねより 唇を 開く 'ア'音より
ノヘツツク ミウタオアミテ のへつつく みうたおあみて 延べ続く 御歌を編みて
アナニヱヤ ツヰテフタツハ あなにゑや つゐてふたつは "あな熟ゑや" 継いで付足つは
クチフサキ フクイキムレテ くちふさき ふくいきむれて 口塞ぎ 吹く息 蒸れて
フスムウン ウンニツヰテノ ふすむうん うんにつゐての 燻む 'ウン' 'ウン' に次いでの ニ 'ウン' から始まる
ツキウタハ ウマシオトメニ つきうたは うましおとめに 継ぎ句は "うまし乙女に"
オトメニト ナナネニアタル おとめにと ななねにあたる 'オトメ' にと 七音に当たる 主文で打ち当る
クニイツネ トメハミツネノ くにいつね とめはみつねの 地 出づ音 留めは三音の ウ ネ 陰母音の'o'と'e'
アイヌナリ あいぬなり "会いぬ" なり ム [吾往ぬ]
ココニメカミノ ここにめかみの ここに女尊の
ヤワシウタ ナサケアワセテ やわしうた なさけあわせて 和し歌 情け合わせて
ワナニヤシ ウマシヲトコニ わなにやし うましをとこに "わな熟やし うまし男に
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [この部分は本来文頭にあったと思われるため、文頭に移動済み]
ヤヲヨロノ オヱテコトホキ やをよろの おゑてことほき 八百万の 生えて 寿
サツケマス さつけます 授けます
ツキノミコトハ つきのみことは 次の尊は
アイフヘモ ヲスシヤカミノ あいふへも をすしやかみの アイフヘモ ヲスシ八神の
アテマモリ ネコヱサスクル あてまもり ねこゑさすくる 当て守り 根隅 授くる
アナミカミ あなみかみ 天並神
スヱハミソフノ すゑはみそふの 末は三十二の
ヒコカミノ ミメミカタチオ ひこかみの みめみかたちお ヒコ神の 見目・見形を
アテマモリ あてまもり 当て守り
ソムヨロヤチノ そむよろやちの 十六万八千の
ツキモノカ アテマモリウム つきものか あてまもりうむ 付きモノが 当て守り 生む
ヨロモノノ ナカニヒトツモ よろものの なかにひとつも 万者の 中に一つも ム
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アヒキトハ マケテヤワシノ あひきとは まけてやわしの あひき" とは 負けて和しの (吾退き) 一歩譲って調和する
ミヤヒナリ アイヌアヒキノ みやひなり あいぬあひきの ミヤビなり "吾往ぬ" "吾退き" の
ナカレキハ ケリナオヨクキ なかれきは けりなおよくき 流れ際 "けり" なお良くき 顕著な違い "あいぬ・あひき" は "あひけり" でもOKという
コトナラス ことならす 如ならず ことにはならない
イカタトカモノ いかたとかもの 筏と鴨の イカダとカモ船の
ハシメヨリ ヤマトコトハノ はしめより やまとことはの 初めより 和言葉の 起こりより 付く音を合わす言葉の
ミチアキテ タツナカツホノ みちあきて たつなかつほの 道 開きて 立つ中壺の 主要の中7音との
チマタヨリ テニオハヰツキ ちまたより てにおはゐつき ちまたより テニオハ傅き ト 関わりから 助詞が仕えて
ミチヒキテ コトハツカヒモ みちひきて ことはつかひも 導きて 言葉遣いも 誘導し
コノウタノ ナカノナナネオ このうたの なかのななねお この歌の 中の七音を
モトトシテ ヒトノムツネニ もととして ひとのむつねに 基として 人の六根に 人体の6端に
クハリシル くはりしる 配りしる 当てなぞらう
ウイノヰツネハ ういのゐつねは 初の五音は イ
ミトテアシ トメノミツネハ みとてあし とめのみつねは 実と手足 留めの三音は (胴+2手+2足)
アメツチト ヒトホカマネク あめつちと ひとほかまねく 天・地と 人霊が招く 陽陰(日月)と父母の霊波が招来する →ホ14・ホ16
ミツノアナ ウスタマシマノ みつのあな うすたましまの 瑞の孔 射・玉島の 男女の性器の
カヨヒチヤ かよひちや 通ひ道や
ヲカミノウタノ をかみのうたの 男尊の歌の
ソイノカス アウノヒヒキノ そいのかす あうのひひきの 添いの数 'ア' 'ウ' の響きの 歌に添う音の数 ア(空)とウ(火)の陽母音が
アマレルオ ツキノハシメノ あまれるお つきのはしめの 余れるを 月の初めの 余計なのは 月初めの新月が
モチニミツ メカミノウタハ もちにみつ めかみのうたは 望に満つ 女尊の歌は 15日に満ちる上向き
モチノスヱ マケテニヤシノ もちのすゑ まけてにやしの 望の末え 負けて熟やしの 満月が欠けゆく下向き 負けるが勝ち/譲って嬉しの
ココロカク ミツルカクルノ こころかく みつるかくるの 心 交く 満つる・欠くるの 思いを交える 付け足す・離れ減るの
フタウタオ ヒトツレニアム ふたうたお ひとつれにあむ 二歌を 一連れに編む
ツクハウタ つくはうた 付離歌
ツクネオアハス つくねおあはす 付く音を合わす
ソノスヱハ アシツミカワノ そのすゑは あしつみかわの その陶は 安曇川の (粋)
シマツヒコ ナカレキニホス しまつひこ なかれきにほす シマツヒコ 流れ木に干す 流木に乗って羽を乾かす
ウノハミテ キオアミツラネ うのはみて きおあみつらね 鵜の映 見て 木を編み連ね シ (姿)
イカタノリ いかたのり 筏乗り
ケリノオヨクオ けりのおよくお 鳧の泳ぐを (=鴨)
ナカメツツ ツクルフナコノ なかめつつ つくるふなこの 眺めつつ 造る船漕の (=櫂)
オキツヒコ カモトナツケシ おきつひこ かもとなつけし オキツヒコ カモと名付けし 櫂で漕ぐ船を"鴨"と名付けた
コトノハオ ツイテニカヤフ ことのはお ついてにかやふ 事の果を ついでに通ふ 事の成行きから ついでに鴨に似通わす
ソノカタチ そのかたち その形 その船の形
アムトヤワシト あむとやわしと 編むと和しと 能動(陽)と受動(陰)と (「作る」 と 「教わる」)
ナカレキノ フツクニチナム なかれきの ふつくにちなむ 流れ木の 悉くに因む 無為中立の自然が
モトツネノ アムトヤワシノ もとつねの あむとやわしの 基つ音の 編むと和しの アノ アムとヤワシの
ツクハネオ ムスヒマシマス つくはねお むすひまします 付離根を 結びまします 陽陰の源を 生み現します
アメミヲヤ イマフタカミモ あめみをや いまふたかみも 陽陰上祖 いま二尊も オ
ナソラヱテ ツクハノカミト なそらゑて つくはのかみと なぞらえて 付離の神と
タタヱタマヒキ たたゑたまひき 称え給ひき
ソノトキニ ニシニサムラフ そのときに にしにさむらふ その時に 西に侍ふ (=右)
ヒルコミヤ ミコトヱヒスノ ひるこみや みことゑひすの ヒルコ宮 皇子とヱビスの ニ <と> (オシホミミとクシヒコ)
ツツシミテ ネコエノウイノ つつしみて ねこえのういの 謹みて 音声の初の コ
ミヲシヱオ キカマホシケノ みをしゑお きかまほしけの 御教えを 聞かま欲しげの
コヒネカヒ トキニアマテル こひねかひ ときにあまてる 乞ひ願ひ 時に和照る
ミコトノリ みことのり 御言宣
ウイノメクリハ ういのめくりは 初の巡りは ネ (順番)
アノオシテ アメツチワカツ あのおして あめつちわかつ 'ア' の押手天地分かつ (陽陰)
カタチナリ ヒトノウイネモ かたちなり ひとのういねも 形なり 人の初音も
アニアキテ クチフサキフク あにあきて くちふさきふく 'ア' に開きて 口塞ぎ吹く
イキムレテ ハナニカヨヒノ いきむれて はなにかよひの 'イキ' 蒸れて 鼻に通ひの (息/活)
ウヌノネハ モトアカノホル うぬのねは もとあかのほる 'ウヌ' の音は もと 'ア' が上る (熟ぬ) (上向く)
オシテヨリ ミツニワカレテ おしてより みつにわかれて 押手より 三つに分れて
キヨキウト カロクチリント きよきうと かろくちりんと 清き 'ウ' と 軽く散り 'ン' と (純粋母音) (鼻に逃る子音)
ナカノヌト ミタモヒオウム なかのぬと みたもひおうむ 半の 'ヌ' と 共も火を生む (子音+母音) [日]
アネトナリ ツキウムツチオ あねとなり つきうむつちお 天音となり 継ぎ生む地を (陽音) <同時に>
ムスフクサ ウアノワオウム むすふくさ うあのわおうむ 結ぶ種 'ウア' の 'ワ' を生む フ (ua=wa) (陰・地)
タマノヲモ アワトワカレテ たまのをも あわとわかれて 球の央も陽陰と分れて
ソトハアニ ナカハワトナル そとはあに なかはわとなる 外は天に 中は地となる (外周は天に) (中心は地となる)
オシテヨリ アハイトヤフレ おしてより あはいとやふれ 押手より 'ア' は 'イ' と破れ![]()
エトナカレ ワウハオトナリ えとなかれ わうはおとなり 'エ' と流れ 'ワウ' は 'オ' となり![]()
![]()
アハウツホ イハカセウハホ あはうつほ いはかせうはほ 'ア' は空 'イ' は風 'ウ' は火
エノミツト オノハニヰツネ えのみつと おのはにゐつね 'エ' の水と 'オ' の埴 五音
マシワリテ ヒトノイキスト ましわりて ひとのいきすと 交わりて 人の息すと 人が息をすることと
ナリテヨリ ヰツナナワケテ なりてより ゐつななわけて 成りてより 五・七 分けて 成るによりて 五七調に分けた
ヨソヤスチ よそやすち 四十八筋 48音の綴り
ツヰニネコヱノ つゐにねこゑの ついに音声の
ミチアキテ ナルアワクニオ みちあきて なるあわくにお 道 開きて 成るアワ国を アワ歌に成るアワ国を
ヱナトシテ ヤマトヤシマオ ゑなとして やまとやしまお 胞衣として ヤマト八州を 育成の基盤として
ウミタマフ うみたまふ 生み給ふ →ホ3
ソノトキヒルコ そのときひるこ その時ヒルコ
マタトケス ムカシフタカミ またとけす むかしふたかみ まだ解けず 昔 二尊 テ
ウミマセシ ミヲカミヒトメ うみませし みをかみひとめ 生みませし 三男尊一女 ネ
ソノホカニ イカテカクニオ そのほかに いかてかくにお その他に 如何でか国を どうやって
ウムヤラン うむやらん 生むやらん
アメノヤワシハ あめのやわしは 陽陰の和しは ネ オ 陰陽和合の生成力は
ソレナラス ウヰノアワネハ それならす うゐのあわねは それならず 結生の 'ア' 'ワ' 音は それにあらず 結んで生むア(陽)とワ(陰)の音は
ナリハヰオ オシスクルナリ なりはゐお おしすくるなり 成り生いを 押し優るなり ニ 生成を 促進するなり
シカハソノ アウワハコヱノ しかはその あうわはこゑの 然ばその 'ア' 'ウ' 'ワ' は声[肥え]の さればその 陽・結・陰(陽陰の和し)は声[発展]の
ヱナナラン イヤトヨアウハ ゑなならん いやとよあうは 胞衣ならん 否とよ 'ア' 'ウ' は 胞衣となろう いやもちろん、アとウの音は
ネオワケス ステニワクルル ねおわけす すてにわくるる 根を分けず すでに分くるる 根源は一つなり すでに48音に分けられた
アワウタハ ヤツノカタチニ あわうたは やつのかたちに アワ歌は "八の形に
ムツノリノ ツネノサトシオ むつのりの つねのさとしお 六乗り"の 常の諭しを 不変の真理を
クリカヱシテヨ くりかゑしてよ くり返してよ 48音で繰返しとるよ
アカハナマ イキヒニミウク あかはなま いきひにみうく アカハナマ イキヒニミウク
フヌムエケ ヘネメオコホノ ふぬむえけ へねめおこほの フヌムエケ ヘネメオコホノ
モトロソヨ ヲテレセヱツル もとろそよ をてれせゑつる モトロソヨ ヲテレセヱツル
スユンチリ シヰタラサヤワ すゆんちり しゐたらさやわ スユンチリ シヰタラサヤワ
アワミチニ ココロツクセト あわみちに こころつくせと 和道に 心つくせと ム →ホ28
ニフノカミ アメノオシヱニ にふのかみ あめのおしゑに 和の守 陽陰の教えに ネ (ヒルコ) アマテルの教えに
ヤヤサメテ ヤワシワラハス ややさめて やわしわらはす やや覚めて 和し笑はす (尊敬)
アワミチノ モトノココロオ あわみちの もとのこころお 陽陰道の 基の心を ム
ツラツラト オモンミテレハ つらつらと おもんみてれは 連々と 思ん見てれば (「思ん見つ」の已然形)
アメノリノ コトハノハナハ あめのりの ことはのはなは アメ宣の 言葉の端は (=アワ歌)
アカハナマ アタカクノホリ あかはなま あたかくのほり "開華満" 天高く昇り
アナルヒノ ワカハネルマツ あなるひの わかはねるまつ 熟成る日の 湧・跳ねる・全つ (太陽)
タラチヲノ イキヒニミウク たらちをの いきひにみうく タラチヲの "活霊に実受く" 陽陰の陽の (心)
ソヱウタハ ヒノテノカセノ そゑうたは ひのてのかせの 添歌は 'ヒ' の手の活せの ヒの母音イの風の活性化により
ナルイキス なるいきす 成るイキス
ココロサタメテ こころさためて 心 定めて 人心を据えた後に
フヌムエケ モトヲノコエオ ふぬむえけ もとをのこえお "フ・ヌ・ム 得け" 基陽の声を マ fU・nU・mU ウの母音を持つ子音を
ワケシレハ クハルオタキニ わけしれは くはるおたきに 分け知れば 配るお猛に 区別して知れば 陽が配る勢いを
カソエウタ かそえうた 数え歌 数える歌
ヘネメオコホノ へねめおこほの "隔辺を乞の"
ナソラエハ ヒトノヘナミノ なそらえは ひとのへなみの なぞらえは 人の隔辺の 人には久方の
アマノハラ ムムネハキヨク あまのはら むむねはきよく 天の原 六宗は清く 天上界 根の六臓を清くして
モトロソヨ オコリアカシテ もとろそよ おこりあかして "戻ろそよ" 驕り明かして あちらに戻ろうよ 驕りを直して
カヱハニニ タカエウマルル かゑはにに たかえうまるる 還えば新に 違え生まるる 還ればまた新たに 人に生まれ変わるの
タトエウタ たとえうた 喩え歌
ヲテレセヱツル をてれせゑつる "央照れせ熟つる"
タタコトノ ウタニミチヒキ たたことの うたにみちひき 直言の 歌に導き (ことば直し)
ウムクニノ マタクトホレハ うむくにの またくとほれは 生む国の 全く徹れば すっかり至れば
スユンチリ コトホキスクニ すゆんちり ことほきすくに "直斎繁" 寿ぎ 直ぐに 長生きして健やかに
ミオタモツ ヨヨナカラエノ みおたもつ よよなからえの 身を保つ 「弥々永らえ」 の (命令形)
ヰワヒウタ ゐわひうた 祝歌
シヰタラサヤワ しゐたらさやわ "魄足らさ和"
メハクニノ ツキトミヤヒオ めはくにの つきとみやひお 女は地の 付きとミヤビを (随従と同調)
アミヤワセ ヰミチアラハス あみやわせ ゐみちあらはす 編み和せ 妹道 現す
アワノウタ ワレモウタエハ あわのうた われもうたえは 和の歌 我も歌えば (妹背神)
モロヒトノ ニオウマントテ もろひとの におうまんとて 諸人の 和を生まんとて
フタソメテ サトシオシエン ふたそめて さとしおしえん 札 染めて 諭し教えん
ニノミチモ トカネハクモル にのみちも とかねはくもる 和の道も 磨がねば曇る ハ
ヒルコカミ ひるこかみ ヒルコ尊 ・・・ 欠落 ・・・
・・・ ・・・ ・・・ 欠落 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 欠落 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
トキニアマテル ときにあまてる 時に和照る
ミコトノリ ムカシフタカミ みことのり むかしふたかみ 御言宣 昔 二尊
アワウタオ ヒコトニウタヒ あわうたお ひことにうたひ アワ歌を 日毎に歌ひ
ヤヲヨロカ オコナヒヰタル やをよろか おこなひゐたる 八百万日 行ひ至る
コノスエニ ワレウケツキテ このすえに われうけつきて この末に 我 受け継ぎて
ムスフテニ アサコトウタフ むすふてに あさことうたふ 結ぶ手に 朝毎歌ふ (=タミメ)
ヰクトセカ イマタカカサス ゐくとせか いまたかかさす 幾年か いまだ欠かさず
コノオシテ このおして この押手 (アワ歌) →ホ16文・ホ23文
タマキノツクル たまきのつくる タマキの創る (タマキネ) オシヱクサ アマカミマネク おしゑくさ あまかみまねく 教え種 天神招く ミハシラキ ニココロウツス みはしらき にこころうつす 神柱木 和心 移す 神と調和せんとする心を移す ウツワモノ ソノミカタチニ うつわもの そのみかたちに 器物 その神形に モノザネ その神体に ススメコフ フカキムネアル すすめこふ ふかきむねある 進め乞ふ 深き旨ある 奉納して祈願する ソメフタオ マカセタマワル そめふたお まかせたまわる 染札を 委せ 賜る ニフノカミ にふのかみ "和の守"
ココニヒルコハ ここにひるこは ここにヒルコは ヰモノシニ カナアヤヰサセ ゐものしに かなあやゐさせ 鋳物仕に 金紋 鋳させ ニ
アマネクニ オシユルミナモ あまねくに おしゆるみなも 遍くに 教ゆる御名も ワカヒルメ ニフノヰサオシ わかひるめ にふのゐさおし ワカヒルメ 和の功 (吾が退る女) ヲヲイナルカナ ををいなるかな 大いなるかな
最終更新:2016/07/12
リンク先の説明文中
★印のついたものは他の文献・サイトからの引用。
■印のついたものは筆者の個人的な意見です。
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】