【其れ】
1.添うもの。直ぐ近くに在るもの。「これ」より遠く「あれ」より近いもの。
『いまよにのこる いゑいゑの ふみもそれそれ かはりある』ホ序 『またくすひ それはひとかや ことくなり』ホ8 『よのみたれ これみなそれの あやまちと おもえはむせふ はやかえれ』ホ9 『あがたもり さともるひこも それたけの むろもあらかも おなかなり』ホ13 『あゆきわすきの まつりぬし たのみてそれの たまかえし』ホ13 |
2.さにある(然にある)さま。左様。しかり。そう。 さにあれば。されば。
『それわかは わかひめのかみ すてられて』ホ1 『それはきはきに きりはしろ ひのきはきあか くりはくろ』ホ15 『それこころみに わさおなせ われはやのそく みやひあり』ホ17 『いしくもこえり それやゑは むかしふたかみ くにしらす』ホ23 『こたえいふ これなんのこと なんのいゐ それわかくには おおみをや』ホ39 |
「それ」は「そる(添る)」の名詞化。
ここでは「A:
合う/合わす・付く・寄る」などの意。
また、「そ(添・直)」+「れ(在)」
10/03/18
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