【其れ】
1.添うもの。直ぐ近くに在るもの。「これ」より遠く「あれ」より近いもの。
『いまよにのこる いゑいゑの ふみもそれそれ かはりある』ホ序 『またくすひ それはひとかや ことくなり』ホ8 『よのみたれ これみなそれの あやまちと おもえはむせふ はやかえれ』ホ9 『あがたもり さともるひこも それたけの むろもあらかも おなかなり』ホ13 『あゆきわすきの まつりぬし たのみてそれの たまかえし』ホ13 『さかむかひして あひそめて それよりいまに むつましく』ホ16 『はこねにもふて ぬさささけ それよりいせに みゆきなる』ホ25 『それよりたみの うふすなと まつるすみよし』ホ31 『ははおあけ みうゑきさきと なれみなも いみなもそれそ』ホ31 『なつくそれより やましろも つくしなおりも いつもにも いせはなやまも』ホ32 『はたよりおちて あらわるる きみみていわく それなんそ』ホ37 『それのきみ あすかおうちて くにおとる かみにたかえり かれなれす』ホ39 『それよりそ かわるかわりに よおつきて あめにかえれは』ミ6 『あめのやわしは それならす うゐのあわねは なりはゐお おしすくるなり』ミ10 |
2.さにある(然にある)さま。左様。しかり。そう。 さにあれば。されば。
『それわかは わかひめのかみ すてられて』ホ1 『それはきはきに きりはしろ ひのきはきあか くりはくろ』ホ15 『それこころみに わさおなせ われはやのそく みやひあり』ホ17 『いしくもこえり それやゑは むかしふたかみ くにしらす』ホ23 『こたえいふ これなんのこと なんのいゐ それわかくには おおみをや』ホ39 |
「それ」は「そる(添る)」の名詞化。
ここでは「A:
合う/合わす・付く・寄る」などの意。
また、「そ(添・直)」+「れ(在)」
10/03/18
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