【回り・廻り・巡り・周り・(恵り)】
1.まわること。回転。巡回。循環。周期。順番。運。
『これみのうちの めくりよく やまひあらねは なからえり』ホ1 『いまみそひとは このをしゑ あめのめくりの みむそゐゑ』ホ1 『むかしふたかみ つくはにて みめくりとえは』ホ3 『あめのめくりの むしはみお みるまさかにの なかこりて』ホ7 『ひかしのほりて にしくたり うつほにめくり』ホ14 |
2.まわり。周囲。周辺。外周。
『むかしふたかみ つくはにて みめくりとえは』ホ3 『ひめはすそのに うつむろし めくりにしはの かきなして』ホ24 『わきかみの ほほまのおかに みゆきして めくりのそめは』ホ31 『きさらきやかに くにめくり まつらふしるし かくかこお』ホ39 『あめなかぬしの もはかりよ あめのめくりの もよとめち』ミ4 |
「めくる(回る)」の名詞化。
ここでは「C:
回る・行き来する・循環する」などの意
変態:「もかり(殯)」「めぐみ(恵み)」
類語:「みめくり(回巡り)」「まわり(周り)」「くるり(周)」「くるわ(曲輪)」「こゑ(還)」
【(恵り・巡幸り)】
めぐらすこと。分配。共有。
● (日月のように巡って天が下を)和し恵むこと。巡幸。
『めくりこえとも ををんかみ ゆるさすここに かりすまゐ』ホ24 『そのほかみその まねくゆえ めくりかんかえ つくしみや』ホ25 |
「めくる(恵る・巡幸る)」の名詞化。
「和つ日月の君が地を巡る」場合には、常に「天が下を和して恵む」という日・月の機能を伴う。
変態:「みかり(巡幸り)」「まかり(還り・環)」
類語:「みゆき(御幸・行幸)」「はこね(運廻)」
11/02/19
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