【回り・廻り・巡り・周り・(恵り)】
1.まわること。回転。巡回。循環。周期。順番。運。
『これみのうちの めくりよく やまひあらねは なからえり』ホ1 『いまみそひとは このをしゑ あめのめくりの みむそゐゑ』ホ1 『あまめくり みもむそたひお とほこのり』ホ7 『あめのめくりの むしはみお みるまさかにの なかこりて』ホ7 『ひかしのほりて にしくたり うつほにめくり』ホ14 『ひるはちのほり よはなみの のほるひつきの ひとめくり』ホ14 『あすふためくり みめくりと つきにみそわの めくりまし ややむそよかに めくりみつ』ホ14 『ほそのをとなる みはしらの ほとよくおもり めくりかけ』ホ14 『うつきみつれは みとりつす さつきさのころ ひとめくり』ホ14 『あすふためくり みめくりと みそかにはみそ みそひふみ』ホ16 『むそよかは むそよめくりに きわまりて みめくりすへて ちやそなり』ホ16 『ややししおもり めくりへる あすむそみたひ つきむそふ』ホ16 『ゐつきはもとの ひとめくり いはふよろむち やもよそむ』ホ16 『ゑなのめくりも なそらえて やかてうまれん』ホ16 『うつほのひとつ つきあわせ あまのめくりの まかりさし』ホ17 『みつのめくりお みることく うつほはみゆる』ホ17 『つねにおそれよ ひのめくり ひるはひとかも あきらかて』ホ17 『むそとしに みたのふゑとの ひとめくり あくるとしなる みたのあゑ』ホ28 『もゑはむち ちゑにむよろお あまもりの ひとめくりつつ こよみなる』ホ28 『こうすかむけし くにめくり なさんといせに みゆきなり』ホ40 『みもむそゐかの ひのめくり ひとせになりて はるあきと よつにわかるる』ミ4 『うまれまかるも ひとめくり ももよろとしの ことふきも ひのひめくりそ』ミ4 『ひのめくり なかふしのとの あかきみち やよろとめちの つきおさる』ミ6 『こほしまつりて をめくりに くろまめゐひの ちからそふ』ミ7 『ういのめくりは あのおして あめつちわかつ かたちなり』ミ10 『あのこけは よこやしるやも はさらなせ あこけくるまの めくりあらねは』フあこけ 『しのよろの もすみはそろの ひとめくり まなそろあみて よろのかんくら』フしよろ |
2.まわり。周囲。周辺。外周。
『むかしふたかみ つくはにて みめくりとえは』ホ3 『ひめはすそのに うつむろし めくりにしはの かきなして』ホ24 『わきかみの ほほまのおかに みゆきして めくりのそめは』ホ31 『きさらきやかに くにめくり まつらふしるし かくかこお』ホ39 『あめなかぬしの もはかりよ あめのめくりの もよとめち』ミ4 『くにたまわたり もそよちの めくりみもむそ ゐとめちの つきよりちかき』ミ6 |
「めくる(回る)」の名詞化。
ここでは「C:
回る・行き来する・循環する」などの意
変態:「もかり(殯)」「めぐみ(恵み)」
類語:「みめくり(回巡り)」「まわり(周り)」「くるり(周)」「くるわ(曲輪)」
【(恵り・巡幸り)】
めぐらすこと。分配。共有。
● (日月のように巡って天が下を)和し恵むこと。巡幸。
『めくりこえとも ををんかみ ゆるさすここに かりすまゐ』ホ24 『そのほかみその まねくゆえ めくりかんかえ つくしみや』ホ25 |
「めくる(恵る・巡幸る)」の名詞化。
「和つ日月の君が地を巡る」場合には、常に「天が下を和して恵む」という日・月の機能を伴う。
変態:「みかり」
類語:「みゆき(御幸・行幸)」「みめくり(回恵り)」
11/02/19
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