【今】
改まったさま。更新されたさま。過去を改めた時。現在。当世。当代。
●<副詞的に>
改めて。すなわち。新たに。さて。そしてまた。同時に。なお。
『いまめさるれは そのめくみ あめにかえりの もふてもの』ホ序 『いまににきねの さきみたま くにとこたちの わさみたま あらはるいつと』ホ序 『いますへらきの あまきみは みなににきねの いつによる』ホ序 『たかきねやすの いまみやに たかわかみやの かふのとの』ホ10 『いまさらかみの みことのり うけてさたむる みちとけは』ミ7 |
「いむ(往む・揺む)」の名詞化。
ここでは「C:
回る・替る・改まる」などの意。
類語:「さら(更・新)」「ふた(二)」「いま(今)」「おと(復)」「はつ(回・復)」
派生語:「いまみや(今宮)」「いまた(未だ)」
【(斎・祝・敬・上・熟・大)】
D:
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま
「いむ(斎む)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る・中心にある・主導する」などの意。
変態:「いわ(岩)」「にわ(庭)」「やま(山)」「いや(弥・敬)」「みや(敬)」「おお(大)」
【(忌・病・穢・倦・厭)】
B: 離れ。それ。曲り。避けるべきさま。忌み嫌うさま。
E:
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
「いむ(忌む)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる/離す・放つ・払う・そる/そらす・曲る」、また「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる/離す」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「いみ(忌)」「やみ(病み)」「あれ(粗)」「おり(下)」「うみ(倦み・膿)」「おゑ(汚穢)」
派生語:「いまし(忌まし)」
10/06/08
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