【(合・和・負・治・逢・覆・央)】
合せ。和し。収め。治め。覆い。包み。中。間。
『なかれおくめる もろかなも やしましのみの おほなむち』ホ9 『おおしまおして あわうみの みつほのみやお つくらしむ』ホ25 『しかふねとえは わにかいふ おおかめならは つきこえん』ホ26 『いしへして ひかせおおやに つくらせて いとなみなりて』ホ27 『うたすみさかも おおさかも かわせさかみお のこりなく』ホ33 『きひたけひこお おおいそえ おおともたけひ おおやまの』ホ39 |
「おふ(和ふ・治ふ・覆ふ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・やわす・収(治)める」などの意。
【上・陽・大・央・生・栄・敬・熟・老・終・天・重・(王・皇)】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
『ををんたからの ゐもやすく やすくにみやと たたゑます』ホ序 『みこまこひこの すえまても あまてらします ををんかみ』ホ序 『ゐつよのかみは おおとのち おおとまえなり』ホ2 『みやとのつくり おおやまと よろものうみて』ホ2 『かれにはらみお おおひやま とよけかかゑて わかひとと いみなおささく』ホ3 |
「おふ(生ふ・老ふ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる/離す」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「うほ・うお・うを(大)」「ゑお(大)」「を(大)」「う(大)」「いや(弥・礼)」「うや(敬)」「みや(宮)」「いわ(岩)」
【(大御・皇大・太)】
至高。超。極み。頂点。大中心。中核。
『おおはたぬしと やそともに ゐそすすはらの くさからせ』ホ36 |
「お(上・御・大・皇)」+「お(上・御・大・皇)」
派生語:「ををん(大御)」
【(虚・洞)・凡】
うつろで、ほのかで、ぼんやりで、すかすかなさま。
『ほおあけて おきはしるめは おほそらお はるかにかけり』ホ20 |
「おふ(放ふ・逐ふ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・退く・空く」などの意。
変態:「おも(虚・洞)」「うろ(空・虚・洞)」「ほら(洞)」
【(汚・穢・衰・下・劣)】
1.離れ。反り。曲り。外れ。
2.負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
「おふ(穢ふ・下ふ・劣ふ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・反る・曲る・外れる」、また「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「おゑ(汚穢)」
【(和・結/斎・祝)・多】<地名・氏名>
(神を) 斎き祭ること。
『おほのたけもろ きのうなて ものへんつはな このみたり』ホ38 |
「おふ(和ふ/上ふ)」の名詞化。
ここでは「A:
合わす・守る・斎く」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・敬う・尊ぶ・勢い付ける・栄す・中心に置く・至す」などの意。
変態:「いほ(結/斎)」「いみ(和/斎)」「ゐも(斎)」
類語:「といち(十市)」「かんやゐ(神斎)」「かみのみち(神の充ち)」「みつき(貢)」「いつき(斎)」「いわひ(斎・祝)」「みつえ(見仕え)」
12/12/02
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