【植・埋・結・融】合わせ。和。結。交。融合。
『このゐつつ ましわりなれる かんひとは あうわあらわる みなかぬし』ミ6 『しかはその あうわはこゑの ゑなならん いやとよあうは ねおわけす』ミ10 |
【陽・日・男】「うゆ(上ゆ・大ゆ)」の名詞化「うを(上・大・央・敬)」の短縮。 =を
正の方向に離れるさま。 うをせ(空火風)。陽霊。日霊。光。明り。
『しものなか ひうおまねけは かつめかみ かちおねにひき ひおむかふ』ミ7 『ひのなめは つさにいなさの はつひより ふうおやわせて』ミ7 『たのなめは みうのあおうけ きさらきの なかよりみうお めにやわせ』ミ7 |
【熟・鬱・大・多・上・敬・老・央・太】同上。正の方向に離れるさま。
『いよあわふたな おきみつこ つくしきひのこ さとうしま』ホ3 『うはおおいなり ひはひのわ るはひのちたま きはきねそ』ホ4 『ねなとやよひの もちよりそ うつきのもちに かえります』ホ6 『うおろちか ほのほおはきて おとろかす かなさきしはし たちかえり』ホ8 『よりてななよの うなめこと たかきねやすの いまみやに』ホ10 |
【卯】同上。 また うつき(卯月)の略。
『うかわかりやに みあえして あひまつなかた さるたひこ』ホ24 『やほうよか たかはしいくひ みきつくり みわおおかみに たてまつる』ホ33 『やほさみと うよかたかはし むらいくひ うまさけつくり みわかみに』ホ33 『うすえふか をとみかしまと たたねこと たまかえしのり まつらしむ』ホ33 『おとはよも たみおをさむる よつきなり うそこかつみゑ みことのり』ホ34 |
【湯】正の方向に離れるもの。暖かいもの。=ゆ
『うかやのゆとは このはなの しろきかにさく こはうのめ』ホ26 |
【火】ウの母音。火を表す。
『あいうえお うつほかせほと みつはにの ましわりなれる みなかぬし』ホ18 『をかみのうたの そいのかす あうのひひきの あまれるお』ミ10 『あはうつほ いはかせうはほ えのみつと おのはにゐつね ましわりて』ミ10 |
【埋・海】「うみ」の略。
『うなはらひかり あらはれて われあれはこそ なんちその』ホ27 『まかりかやくり うなところ かくいもかしら しむのより』ミ7 |
【鵜・烏】暗。黒。夜。 =ぬゑ(鵺)・からす(鴉)
『しまつとりのう おきつとり かもとふねなり』ホ5 『ふねはいにしゑ しまつひこ くちきにのれる うのとりの』ホ27 『しまつひこ なかれきにほす うのはみて きおあみつらね いかたのり』ミ10 |
11/03/25
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