【(空火風・陽背・背】
1.陽。陽エネルギー。 =むねをかみ(宗陽神)
『をのうつほ かせうみかせも ほとわかれ うをせのむねは ひのわなる』ホ15 |
2.空と火と風。形なき存在。気象・天気。
[1]
「うをす」の名詞化。
「うをす」は「うゆ(上ふ・熟ゆ)」と同義語「をす(上す・熟す・央す)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。これも陽陰の精製過程で軽く上った「陽」の属性を表す。
[2]
「空(うつほ)・火(ほ)・風(かせ)」の短縮。
原初アメノミヲヤの「生の一生気」によって何の区別も無い混沌が「をめ(陽陰)」に分離する。その後「を(陽)」は「空・火・風」に分れる。そして軽い「うをせ」は浮き上がって「あめ(天)」となる。
「陽・昼・日・空・軽薄」などを象徴する。
変態:「をうと(夫)」「よおと(夫)」
類語:「あほ(空洞)」「あわ(泡)」「あめ(天)」「うを(大)」「あ(天)」「を(陽・男)」「をせ(背・雄)」「をす(雄)」「せ(背)」
10/03/08
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