よをと  ヨヲト  yowoto

  

【(陽背・陽男)・夫】
陽。男。夫。

『めをとたかえと かみひとつ よをとはひなり よめはつき』ホ13
よをとには みさほおたてよ ゐものみは をせのおなかに おることく』ホ13
『ひはあめに つきはつちもる よめのみは よをとひとりに むかふひそ』ホ13

 
「よをつ」の名詞化。
「よをつ」は「よふ(熟ふ)」と同義語「をつ(上つ・秀つ)」の合成。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。これは陽陰の精製過程で軽く上って天となった「陽」を表す。

変態:「をうと(夫)」「うをせ(陽背)
類語:「をと(男・夫)」「をとこ(男)」「むこ(婿)
反対語:「よめ(嫁)
独り言:「よう(陽)」

  

09/08/09

  

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