【男】
軽く速くて上るさま。活発で凝り固まらないさま。 陽。
『めはあなにえや ゑをとこと をはわなうれし ゑおとめと』ホ3 『めかみこたえて わなにやし うましをとこに あひきとそ』ホ3 『ここにめかみの やわしうた なさけあわせて わなにやし うましをとこに』ミ10 |
「をとく」の名詞化。
「をとく」は「をつ(上つ)」と同義語「とく(疾く)」の合成。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
「陽まず上りて天となり」と言うように、軽くて先に上った「陽」を表す。
【おおどく・おどく】 広辞苑 おおらかである。おおようにかまえる。 (この連体形が「おどける(戯ける)」) |
類語:「おっとり」「おとり(踊り)」
10/03/05
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