【(上・央)・主・重・表】【(端・辺・方)・面】
1.上。表。前。顔。
『ひとのおもても たのしむに みちすけのうた』ホ7 |
2.上。上層。主要。主体。重要。中心。本質。
『かるるにほいも ここなしそ おもむろすくに かんかたち』ホ15 『みかしやお つまとして うましまちうむ なかすねは おものとみなり』ホ27 『ふにむくは あわのおこりの こえすきお しつめくたせは ふみにおもむく』フふむく |
●組・対になっているものの上位のもの。主のもの。 ⇔おと(乙)
『をのちりの たみはひおけす あらそひの おとかみたれは をもやちるらん』フをちり |
3.分割されたものの一つ。区分。区画。方。方面。
『むよのつき おもたるのかみ かしこねと やもおめくりて たみおたす』ホ2 『みなかぬし やおもにうめる ひとはほし ほしはたねなす みをやかみ』ホ18 |
「おむ(合む/放む/上む)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・向く」「B:
離れる・分れる・限る」、また「D:
正の方向(大・多・高・央・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る・中心にある・主導する」などの意。
変態:「まえ(前)」「むね(胸)」
類語:「も(面・表・間・場/端・辺・方)」「さき(先)」「つら(面)」「ぬか(額)」
反対語:「うしろ(後ろ)」「うら(裏)」「うち(内)」「おく(奥)」「なか(中)」
派生語:「おもて(表)」「おもむき(趣)」
【(虚・洞)】
空(から)。空虚。実態のないさま。
「おむ(放む)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・退く・空く」などの意。
変態:「おほ(虚・洞)」「うろ(空・虚・洞)」「ほら(洞)」
10/06/01
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