『いのいさの ことにやわらく ならわせや うなひこのふゑ もいなさふくらん』フいゐさ 『ものつるは まさかきはなの いさおしも あたのやまひも もとにかえつる』フもつる 『しにぬうは もまわりそなう をんまつり さゆりのゑなの かみそうみける』フしぬう |
【最・真】同上。 至り。極み。
『もやまとの みちはつきせし ありそうみの はまのまさこは よみつくすとも』フもやま |
【百】同上。 100。
『ふるとしふより つきみけの ひとはもよろに つきむけの ひとはふそよろ』ホ1 『ゐもつきあまの まさかきや』ホ2 『およへともよほ つきこなく みちおとろひて わいためな』ホ2 『いもをせは やもよろうちの わかちなく みなあめつちの のりそなふ』ホ13 『むそとしの すはゑもむもに そゑたおえ むよとしちゑに つきかるる』ホ18 |
【籾・熟】同上。 成熟。成果。「もむ(熟む)」から。
『ものねせは ゐけとむろとに をうなむち たわらわらはせ みきそつくれり』フもえて 『ものこけの むしはなかみの ふくろとり さなゑまつりに さるたなすかみ』フもこけ |
【面・表・間・場・端・辺・方】空間・時間の区分。代。「み・ひ・ほ・ら・ろ」「は・ほ・へ」
『をはきみの くにをさむれは きつをさね よもとなかなり』ホ1 『やもやくたりの みこうみて みなそのくにお をさめしむ』ホ2 |
【喪・戻・罷・送・葬】「もは」の簡略。 往き来。還り。戻り。送り。送還。帰還。
『もにつつしむお きこしめし みこのくすひに とわしむる』ホ8 『たらちねの はやちにかはね ひきとりて もやおつくりて かりもかり おくる』ホ10 『ささきみそ とひゆふまつり からすつか やひやよいたみ もおつとむ』ホ10 『たかてるのあに たかひこね あめにのほりて もおとえは』ホ10 『とよみもの ものぬしかみの つねのはそ もにはかたおり』ホ23 |
【戻・基・本・元】同上。 原点。起源。根。本質。 =もと
『もにむくは やまとふもとの かたちより こころはなれて たからむなしき』フもむく |
【曲・捩・穢】曲り。捩れ。逸脱。穢れ。
『ものはらの ほこにもとつき やわらきて よこもすなほに なかれゆくなり』フもはら |
【陰・穢・女・母・雲】負の方向に離れるさま。「め(陰)」の変態。
『おちつもはへる けたこしも みなけたつほの やまてみや』ホ4 |
【下・歿・没】同上。 下。下界。地。
『かれのんてんも あにきかす ひつきとわれは あわもてらすさ』ホ8 『なんちめかちに とふへしと うすめむねあけ もひほさけ あさわらいゆく』ホ24 『おきつとり かもおをさむる きみならて よのことことお ゑやはすせかん』ホ26 『のりくたせ ほつまちひろむ あまもいわふね』ホ29 『かはかみの あまねくてらす もはしもの あおひとくさお めくまんと』ホ38 |
【裳・下】同上。下に合わすもの。下半身にまとう衣。
『あけまきし もすそおつかね はかまとし ゐもにみすまる からまきて』ホ7 『このうたお みたひになんた おちかかる ひさのあおひは もにしみて』ホ26 『かみのもの いわにかかりて ひたひけは たきおちくたる さくなたり』ホ28 |
【舞・鳥】ばたばたする。飛び跳ねる。 ex:ももげ(鳥臓)。
『おきつもは へにはよれとも さねとこも あたわぬかもよ はまつちとりよ』ホ24 |
【椀・盌】同上。 もひ。入れ物。器。
『たまかさそろえ たままりも むたりにもたせ みつささく』ホ25 |
【藻・芽・穂・緒・海布】もゆ(萌ゆ)から。派生。 =ほ・を・ゑ・は・め
『やみやのたまも はなかよみ ゆきみんとてそ さそひくる』ホ34 |
【も・模・若】同様。 模写。真似。 係助詞の「も」〜もまた。
『ものきにの のりはおろかに あらためす もとおをこせは われもきにけり』フもきに |
10/07/14
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