もすそ  モスソ  mosuso

  

【(下裾)・裳裾】
裳の裾。アマテルの緒/末端/延長。 =みもすそ(裳裾)

『あけまきし もすそおつかね はかまとし ゐもにみすまる からまきて』ホ7
『たみに をおととけ あわおつかねて ひつきなす もすそおくめと』
ホ28
みもすその たみおなてつつ さをしかの きよきにかみは ありとこたえき』
ホ28
『なんちよく わすれすきたる みもすそよ こふはこれそと さつけます』ホ28
みもすそとえは さるたひこ むかしはたれお やふらんと みそきなすとき』ホ28
もすそのくすに やふるゆえ すすくすもちい これおたす』
ホ28
『うつわゑて むみちをやふり をさむたみ みなみもすその なかれなり』ホ28
『ひめのもすそに つきをけの しみたるおみて やまとたけ みしかうたして』ホ40
『あぬうなる みはのゆかりは さをしかの もすそにみつる めくみぬうなり』フあぬう
『をぬうなる みははもすそも ほころひす つうしよこへの いともかしこし』フをぬう

 
も(下・裳)」+「すそ(裾)」の連結。
両語ともここでは「下・末・隅・外れ・端」などの意。

変態:「をすえ(尾末)ほすえ(穂末)」「おしほ(終)」「おすひ(襲)そを(曽於)
類語:「みもすそ(裳裾)」「おすそ(御裾分け)」

  

09/12/03

  

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