【四】寄す。合わす。熟む。
『ゐくらむわたを ねこゑわけ ふそよにかよひ よそやこゑ』ホ1 『をはきみの くにをさむれは きつをさね よもとなかなり』ホ1 『なかつきはみめ しむそよへ こゑのよそやち あわのかみ』ホ14 『はなもみも あめのままなり みつはくふ ふよはくわぬそ』ホ15 『としおこゆれは たらちねの よそふみそみの をゑくまも』ミ1 |
【夜・世・穢】負の方向に離れるさま。陰。水埴。月。夜。暗。汚穢。この世。地。
『そろにみのりて ぬはたまの よのかておうる おんたから』ホ1 『いさなみは よのくまなすも わかをゑと』ホ3 『このあちお ぬはたまのよの うたまくら さめてあかるき まえことは』ホ5 |
【代・節・曜・治・結・家】(1)治め。政。まとまり。系。統。連続。期間。(2)一区分。一区画。
『きみかよの
すえのためしと ならんかと』ホ序 『かみそのなかに あれまして くにとこたちの とこよくに』ホ2 『よろのよわひの みことひこ ややちよたもつ たみもみな』ホ14 『くしひこは やまとやまへに とのつくり よおかんかえは』ホ23 『うまれさかしく なからえも ちよはももよと なりかれて』ホ27 『あめなかぬしの もはかりよ あめのめくりの もよとめち』ミ4 |
【弥・万・余・大・(世)】正の方向に離れるさま。多数。いよいよ。たいそう。
(「世にも恐ろし」など「世」の漢字を当てる場合が多い)
『かれによのうち
むつましき ゑとおなつけて はらからと いふもとおりそ』ホ24 『なんちふたりも なからえす いつせはこなし たけひとは よのみをやなり』ホ27 『わかみやの ときによそよろ よのまつり またみそゐよろ ゆたかなり』ホ28 『よにはやるうた のりくたせ ほつまちひろむ あまもいわふね』ホ29 『かみとなること あすききて おひまかるもの みそみたり よにうたううた』ホ31 |
【万】同上。10,000。
『およへともよほ つきこなく みちおとろひて わいためな』ホ2 『きよなおはめは ちもきよく うしほのことし よよたもつ』ホ15 『むそとしの すはゑもむもに そゑたおえ むよとしちゑに つきかるる』ホ18 『たみつうむ あそへのおかの ゐゆきやま なよさとうみて』ホ24 『みなふしなひけ をさむるは やよほにたれか またあらん』ホ27 |
【陽・男・夫】同上。陽陰の生成過程で先に上った「陽」の属性。
『としおこゆれは たらちねの よそふみそみの をゑくまも』ミ1 |
【好・熟・善】(心に)合うさま。正の方向に離れるさま。
『しほれてもよや あかつまあわ あかつまあわや』ホ7 |
【揺】よる(揺る)の名詞化。ゆれ。揺(よう)。
『おのころの もしもうこかは よなおりお おのこおのこと いのるへし』ホ18 |
11/03/09
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