【(万の纏)・万の政】
1.万の織り。万の杼の往復。(機の異名)。
2.1と同様、巧妙な機構とたゆまぬ努力が必要とされる国の政。和つ君の行う政事。大嘗事。
『よろのまつりお きくときは かみもくたりて うやまえは かみのみをやそ』ホ27 『わかみやの ときによそよろ よのまつり またみそゐよろ ゆたかなり』ホ28 |
「よろ・よ (万)」 の 「まつり(纏・政)」
「よろ」はここでは「一反の機を織るのに要する杼の行き来の回数」を言う。
「まつり」はここでは「収め(治め)・まとめ」の意で「はた(機)」と同義。
変態:「よよのまつり(万の纏り)」
別名:「きみのまつり(君の纏り)」「おおなめこと(大嘗事)」「よろのみはたのまつりこと(万の御機の纏り事)」「よろはた(万機)」「とよへるはた(豊綜る機)」「あのはら(天の治)」
11/03/23
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