【面・頬・(顔・頭・鬘)】
1.前。表。顔。
『すさはやすみの ひめすかた ゆつのつけくし つらにさし』ホ9 『くらむすひ ととめてしかる わかこのみ にすてのつらお みかかせ』ホ13 『これふんた しゐはふすりも おたけんは つらもかたるも わけらんや』ホ17 『みのたけそなた つらかかち はなたかさなき めはかかみ』ホ24 |
2.上。頭。
『むなさわき つらにのほせは ゑたひゑて ひめもすなやみ みけたへす』ホ16 |
「つる(達る・吊る)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上にある・先行する・勝る・至る」などの意。
類語:「かほ(顔・頭)」「おも(面・表・主)」「まえ(前)」「さき(先)」「ぬか(額)」「そら(空)」「かつら(桂)」
【連・列】
合わせ。付け。継ぎ。連ね。続き。つながり。まとまり。連中。
『われふたかみの みちおなす わかこつらつら みちゆかは』ホ11 『ふちりとは たからうつらの ぬくめとり むくいくはらは たみもちるらし』フふちり |
「つる(連る)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・継ぐ・連ねる」などの意。
変態:「つり(連・釣り)」「つれ(連)」「つる(弦)」「つな(綱)」「たな(棚)」「つた(伝・蔦)」「つね(常)」
類語:「むらし(連)」「つき(付き・継ぎ)」「とも(供・伴)」「そえ(添え)」
派生語:「つらつら(連々)」
【つら】
『さきにをしての こたえつら きみすみやかに みゆきなせ』ホ29 |
「つら」は「つる」の変化。
「つる」は「たる(たり)」の変態で、「〜している・〜である」など断定の意を表す。
変態:「〜ずら(漫画「ドカベン」の殿馬の言い方)」
10/07/25
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