【連り・釣り】
1.合わせ。連ね。引き寄せ。引っ掛け。漁。猟。
『またすせり つりたのしめは さちひこと』ホ25 『ゑはゆみやとり やまにかる とはうみにいり つりおなす』ホ25 『くちめかつりも よしなしや あかめひとりは めなしあみ』ホ25 『つりふねよりそ みほさきの わにゑてここに つくことも』ホ26 『わたのつりにて きくみふね むかふはみふね みちひくか あひとこたえて』ホ29 『いもせのみちは つらなりて たちわかるれと つりのをは きれはせぬそと』ホ40 『あのねせは ことしろぬしか みほのつり ちちかすすかの みそきなすまて』フあねせ |
2.添うもの。仕うもの。次ぐ者。副。ことしろぬし(事代主)。
『おほなむち こたゑとわんと みほさきの つりえききすの いなせはき』ホ10 『あのねせは ことしろぬしか みほのつり ちちかすすかの みそきなすまて』フあねせ 『へのなわの つりはゑみすの ほとほとに あゐとたゐとの とみそまねける』フへなわ |
「つる(連る)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・付く・継ぐ・次ぐ」などの意。
変態:「つれ(連れ)」「つら(連・列)」「つる(連・弦)」「つな(綱)」「たな(棚)」「つた(伝・蔦)」「つね(常)」
類語:「むらし(連)」「さち(鉤)」「ち(鉤)」
【吊り】
正の方向に離すさま。「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」さま
『ちみちのあふみ かなつくり かけはをさしの つりなわも ゐつきみしかく』ホ192 |
「つる(吊る)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「上げる・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」などの意。
変態:「つる(鶴)」
10/06/09
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