「をふ・をゆ」も参照のこと。
【合ふ・和ふ・生ふ・覆ふ・(争う)】【負う・帯ぶ・置ふ・(居ゆ)】【追う】
A: 合う/合わす。収(治)まる/収(治)める。在る/現す。調和する。匹敵する/させる。敵対する/させる。
『みおわけおふる きのみゆゑ きみはをめかみ』ホ1 『ここりひめ やからにつくる いさなきは おひゆきみまく』ホ5 『しこめにおはす よしあしお しれはあしひく よもつさか』ホ5 『むそとしの すはゑもむもに そゑたおえ むよとしちゑに つきかるる』ホ18 『かんたから いつもにおさむ ゐそみとし にしなかおえす』ホ32 |
変態:「あふ(合う)」「ある(在る)」「いる(入る・居る)」「おる(織る・居る)」「はふ(生う)」
派生語:「よそおふ(装う)」「おひつむ(追い詰む)」「おひいる(追い入る)」「おほふ(覆う・覚ふ)」「おほす(思す)」「おほなむち(大己貴)」「そろふ(揃う)」「およふ(及ぶ)」「おひ(帯)」「ひろふ(拾う)」「おほる(溺る)」「おほろ(朧)」「つくろふ(繕う)」「おわす(御座す)」「まつろふ(服ふ)」「おや(居屋)」「おおす(負す)」「おや」「おおとも(大伴)」「おふふ(負う)」「おいて(負い手)」「おわする(負忘る)」
【追う・逐う・(放ふ・失ふ・折ゆ)】
B: 離れる/離す。放つ。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。
『わかうらみ しこめやたりに おわしむる』ホ5 『きつねもみつに わけゆきて たはたのとりお おわしむる』ホ8 『けたのかは つえうちあかた おひやらひ ふたけたならは くにおさる』ホ23 『いそきかえれと おひやれは ははあねうらみ しもめして』ホ24 『いくめもふさく みもろゑに よもになわはり すすめおふ』ホ34 |
変態:「ある(散る)」「いる(射る)」「いふ(言う)」「うる(売る)」「おる(折る)」
派生語:「おほす(仰す)」「おほ(朧)」「ころふ(転ぶ)」「くもゐ(雲居)」「おや(居屋)」
【(往ふ・振ゆ・揺ふ・泳ゆ)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。戻る/戻す。
変態:「うる(売る)」「ふる(振る)」「ゆる(揺る)」「よる(揺る)」
派生語:「およく(泳ぐ)」「ころふ(転ぶ)」「かけろふ(影ろふ/陽炎)」
【老ふ・終ふ・(上ふ・熟ふ・栄ふ・生ふ・斎ふ・央ふ)】 =をふ
D:
正の方向に離れる/離す。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」
『ふつぬしむかえ とことおゑ いりますのちに ものかたり』ホ16 『ことほきおえて むつましく こやねはあめに つかえます』ホ16 『おふひのみなの きつをさね ゐくらのかみの なりいてて』ホ22 『みこふたかたに みことのり われよはひおい ひたるゆえ』ホ24 『よはひもおひて はやきしの たかにつくれは おとろきて』ホ27 |
変態:「ある(荒る)」「いる(炒る・鋳る)」「うる(熟る)」「える(選る)」
派生語:「おお(大・多・央)」「おひたつ(生い立つ)」「おい(甥)」「をや(親)」「おおい(大)」「おおや(央・主)」「ををやけ(公)」「およそ(凡そ)・おおよそ(大凡)」「おおとし(大歳)」「おわる(終る)」
【(汚ふ・穢ふ・衰ふ・下ふ・劣ふ)・瘁ゆ・終ふ】
E:
負の方向に離れる/離す。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」
『さきにきそちの おえふすも はらひまぬかる』ホ39 『うしのしし ゆるすそのたに ゐなむしの おゑるなけきの ををなむち』ミ逸 |
変態:「おる(下る)」「やむ(罷む・病む)」「ある(粗る・終る)」「うむ(倦む)」
派生語:「おゑ(汚穢)」「ころふ(転ぶ)」「おとろふ(衰ふ)」「ほろふ(滅ぶ)」「ころふ(転ぶ)」「おひゆ(怯ゆ)」「おうな(女)」「のろふ(呪う)」「くもゐ(雲居)」「おわる(終る)」
【(下・劣・汚・穢)】
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
『えひゆるく くしはつけよし もものなお おふかんつみや』ホ5 |
「おふ(汚ふ・穢ふ・下ふ・劣ふ)」の名詞化。
変態:「おゑ(汚穢)」「おに(鬼)」
派生語:「おふかんつみ(穢神潰)」「おほね(尾骨)」
09/12/02
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