【甥】
正の方向に離れるさま。 陽。男。
『おちおいの しむのあやまち つくのえと なけきうたふや』ホ9 『をちとをゐとの さかつきの ささのなかめは いわのうゑ』ホ11 『をゐのみるめも としなみの なこそしるへゆ ちなみあふはま』ホ11 『ふつぬしこたえ わかおゐの わかひこさきに をしかにて』ホ16 『からひさは おいうかつくぬ つれのほり きみにつくれは』ホ34 『おひわけに きひたけひこは こしちゆく くにさかしらお みせしむる』ホ39 |
「おふ(上ふ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。陽陰の精製過程で軽く上った「陽」の属性を表す。
反対語:「めい(姪)」
10/01/05
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