【合ふ・和ふ・生ふ・覆ふ・(争う)】【負う・帯ぶ・置ふ・(居ゆ)】【追う】
A: 合う/合わす。収(治)まる/収(治)める。在る/現す。調和する。匹敵する/させる。敵対する/させる。
『みおわけおふる きのみゆゑ きみはをめかみ』ホ1 『ここりひめ やからにつくる いさなきは おひゆきみまく』ホ5 『わかうらみ しこめやたりに おわしむる』ホ5 『つるきふりにけ えひなくる しこめとりはみ さらにおふ』ホ5 『たけくしなくる これもかみ またおひくれは』ホ5 『しこめにおはす よしあしお しれはあしひく よもつさか』ホ5 『はたれむせんて しりそくお おひつめしはる ちはたれま』ホ8 『きくつねお みさとのあみお のにはりて みなおひいれて たまつなき』ホ8 『むそとしの すはゑもむもに そゑたおえ むよとしちゑに つきかるる』ホ18 『またいつのりは はせるとき しとなめくらお しきおひて はるひゆるめす』ホ191 『そのみつつきお はにゆひて てつきおこしに はさみおふ』ホ192 『なんちはこのた こはおえす つまにならぬと けふさりて』ホ24 『たまおなくれは うみかわく しかおひゆきて ふねにのる』ホ25 『にしよりみなみ やまこえて みつはのみやに おひつきて』ホ26 『うつむろかこむ たけこけて すつれはおえる またらたけ』ホ27 『なかすねうては にけゆくお おひてかわちに ととまりて』ホ30 『かんやゐみこに ゆきおはせ ぬなかわみこと ゑといたる』ホ31 『あにいかり ゆきおひいると きらんとす やゐみこてあし わななけは』ホ31 『かみとなること あすききて おひまかるもの みそみたり よにうたううた』ホ31 『あまみこか あめにかえれは みそみおふ まめもみさほも とほるあめかな』ホ31 『とみめのからも みなおさむ いきるみたりも おひまかる あめみこのりや』ホ31 『おもむろお たまてにおくり ゐたりおふ ともにおさめて あきつかみかな』 『かんたから いつもにおさむ ゐそみとし にしなかおえす』ホ32 『はにやすか むねうちころす そのいくさ やふれにくるお おひうては』ホ34 『あまつひつきお われつきて あめのおふひも やすからす』ホ34 『たみたのしめは きみやすく きさきもおえて すけやさか』ホ34 『あとおたつねて おひいたり ふねおうかめて ついにいる』ホ34 『ほんつわけ ひけおひいさち ものいわす これなにゆえそ』ホ36 『きみいわく とりゑはほめん ゆかわたな くくひとふかた おひたつね』ホ36 『すてにさります とみいきて なにかせんとて おひまかる』ホ37 『わかたらしひこ とよくわけ むたりをみこの なおおふる』ホ38 『おおともの さふらいよたり おいかはり つくはにのほり』ホ39 『むなしきからの しらいとり おひたつぬれは やまとくに』ホ40 『ころものたては かたちなり ぬきあやおふも かみのむね』ミ1 『めをおえは もちのあしたは ひもろけの あつきのかゆに ゑやみよけ』ミ7 『きさらきは めをほほやわし きさしおふ たねかしまつる いなるかみ』ミ7 『たみなわしろに たねおまく やよいなかより かけろいて なえおいそたつ』ミ7 『やをよろの おゑてことほき さつけます つきのみことは』ミ10 『いのはらの みはたねはらむ ひたちをひ おひぬつるきの たからふるなり』フいはら |
変態:「あふ(合う)」「ある(在る)」「いる(入る・居る)」「おる(織る・居る)」「はふ(生う)」
派生語:「よそおふ(装う)」「おひつむ(追い詰む)」「おひいる(追い入る)」「おほふ(覆う・覚ふ)」「おほす(思す)」「おほなむち(大己貴)」「そろふ(揃う)」「およふ(及ぶ)」「おひ(帯)」「ひろふ(拾う)」「おほる(溺る)」「おほろ(朧)」「つくろふ(繕う)」「おわす(御座す)」「まつろふ(服ふ)」「おや(居屋)」「おおす(負す)」「おや」「おおとも(大伴)」「おふふ(負う)」「おいて(負い手)」「おわする(負忘る)」
【追う・逐う・(放ふ・失ふ・折ゆ)】
B: 離れる/離す。放つ。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。
『わかうらみ しこめやたりに おわしむる』ホ5 『きつねもみつに わけゆきて たはたのとりお おわしむる』ホ8 『けたのかは つえうちあかた おひやらひ ふたけたならは くにおさる』ホ23 『いそきかえれと おひやれは ははあねうらみ しもめして』ホ24 『いくめもふさく みもろゑに よもになわはり すすめおふ』ホ34 |
変態:「ある(散る)」「いる(射る)」「いふ(言う)」「うる(売る)」「おる(折る)」
派生語:「おほす(仰す)」「おほ(朧)」「ころふ(転ぶ)」「くもゐ(雲居)」「おや(居屋)」
【(往ふ・振ゆ・揺ふ・泳ゆ)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。戻る/戻す。
変態:「うる(売る)」「ふる(振る)」「ゆる(揺る)」「よる(揺る)」
派生語:「およく(泳ぐ)」「ころふ(転ぶ)」「かけろふ(影ろふ/蜻蛉)」
【老ふ・終ふ・(上ふ・熟ふ・栄ふ・生ふ・斎ふ・央ふ)】 =をふ
D:
正の方向に離れる/離す。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」
『ふつぬしむかえ とことおゑ いりますのちに ものかたり』ホ16 『ことほきおえて むつましく こやねはあめに つかえます』ホ16 『おふひのみなの きつをさね ゐくらのかみの なりいてて』ホ22 『みこふたかたに みことのり われよはひおい ひたるゆえ』ホ24 『よはひもおひて はやきしの たかにつくれは おとろきて』ホ27 『みあえおえ とみらうたふて うまさけや みはみわのとの』ホ33 『へのやまは きさきみさほの さわまちて まつもおえれは あいもののやま』フへやま |
変態:「ある(荒る)」「いる(炒る・鋳る)」「うる(熟る)」「える(選る)」
派生語:「おお(大・多・央)」「おひたつ(生い立つ)」「おい(甥)」「をや(親)」「おおい(大)」「おおや(央・主)」「ををやけ(公)」「およそ(凡そ)・おおよそ(大凡)」「おおとし(大歳)」「おわる(終る)」
【(汚ふ・穢ふ・衰ふ・下ふ・劣ふ)・瘁ゆ・終ふ】
E:
負の方向に離れる/離す。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」
『さきにきそちの おえふすも はらひまぬかる』ホ39 『うしのしし ゆるすそのたに ゐなむしの おゑるなけきの ををなむち』ミ逸 |
変態:「おる(下る)」「やむ(罷む・病む)」「ある(粗る・終る)」「うむ(倦む)」
派生語:「おゑ(汚穢)」「ころふ(転ぶ)」「おとろふ(衰ふ)」「ほろふ(滅ぶ)」「ころふ(転ぶ)」「おひゆ(怯ゆ)」「おうな(女)」「のろふ(呪う)」「くもゐ(雲居)」「おわる(終る)」
【(下・劣・汚・穢)】
負の方向に離れるさま。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
『えひゆるく くしはつけよし もものなお おふかんつみや』ホ5 |
「おふ(汚ふ・穢ふ・下ふ・劣ふ)」の名詞化。
変態:「おゑ(汚穢)」「おに(鬼)」
派生語:「おふかんつみ(穢神潰)」「おほね(尾骨)」
09/12/02
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