【(下)・鬼】
負の方向に離れるさま。 下。汚穢。愚かなさま。劣るさま。
●「鬼モノ・鬼神」の短縮。
『あれおにものお やふるなら そらはふこにて まねきいれ』ホ12 『しめひきわたし みそきなせ おにかみしはる うつわもの』ホ12 『いかすりうちの をにやらひ かかんのんてん そろふとき』ホ14 『としこえは うむきとすめと よねむます としのりやまさ おにやらゐ』ホ38 『としわけのよは まめおいり みなおにやらふ』ミ7 |
●下。世。
『みつしるゆえに うろこきみ かんつみおにお みつしれは ひとはかみなり』ホ26 |
「おぬ(劣ぬ・穢ぬ)」の名詞化。
ここでは「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
変態:「おり(下り)」「ゑの(狗)」「いぬ
(狗・犬)」「おゑ(汚穢)」「あれ(粗)」「はに(埴)」「みな(穢)」「おな(女)」「おん(怨)」
類語:「おろち(愚霊)」「よ(世)」
10/02/02
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