おり  オリ  ori
をり  ヲリ  wori

  

【居り】在ること。存在。

『すけもとめ うちめいそより しいおりの なかにいそより しるひとそ』ホ27

【織】合わせ。まとまり。現れ・現し。

『ひといはかわる おこりかち へりにはかたく かれはたの をりのりさたむ』ホ23
『とよみもの ものぬしかみの つねのはそ もにはかたおりホ23
にしこりは ゆきすきみやの おおなめの ゑのときのはそ』ホ23
あやおりは はにのやしろの さなめゑに すきいのるはそ』ホ23
『つうちよこへに つりわけて をりひめかさり ふむときに』ホ23
『もときねお よつきとなして みてつから みはたをりとめ さつけまし』ホ32

 
【織・折】連歌の1節(1総)。本歌4巡+継句16の20句。

『そむおひとおり すへゐおり やそおももとし おりはふそ』ホ39
『かれおりとめの つすはたち おりはつのつす あひかなめ おりつめのつす』ホ39

【折・(往・復)】回り。めぐり。回・度。機会。たまゆら。偶然。

『ををうちの おりおりやとる ねのつほね』ホ7
おりしもに ひめのなけきは こおをもふ かせのともしひ』
ホ16
『いかるかの みやにうつりて そのあすか うてなによもお のそむおりホ20
『はははいま はちかえるなり まみゆおり もかなとすてて』ホ26
『かたおかむろの たきしみこ おりにひるねの ゆかにふす』ホ31
『をおんかみ おりのみゆきに ききませは こきみもみこと みちひこも』
ミ6
『ゐためたたるの おりあれは これのそかんと おほすなり』ミ8
『さほしかに むかふおりふし はかりしる かよふなさけの おもひあり』ミ逸

【折・(割)】分割。曲り。屈折。

『しなのきそちは やまたかく たにかすかにて つつらおりホ39
『あつさたす たらちのめくみ うまさるや おりかそえうたホ40

【(上・秀・熟)】正の方向離れるさま。
【下り・降り・折・滓】負の方向に離れるさま。

『いやまなる たかきはそひえ おりやせん おりによそうて ゐやまなるへし』フいやま

 
おる」の名詞化。

  

10/03/10

  

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