ふた  フタ  futa

  

【(付・悉)・二】
和合。融和。調和。 対。
 ●陽陰の融和。完全。

『あめつちの ひらけしときに ふたかみの とほこにをさむ』ホ序
ふたかみのなも ももひなき ももひなみなり』ホ2
『をきなひろたと にしとのに ひたせはのちに ふたはしらホ3
いよあわふたな おきみつこ つくしきひのこ さとうしま』ホ3
『めはのらす ふたをやふたつ をにうけて こおうむゆえに』ホ4
『いよつひこ うたにことはお ならわせて ふたなおもとむ あわつひこ』ホ5
『さきにすてたる ひるこひめ ふたたひめされ』ホ5
『さすらなす ふたさすらひめ いきとほり ひかはにいかり なるおろち』ホ7
『ふそみよろ ふちみもやその ふたとしお へてもやすらや』ホ8
『とかあやまちも ふためとの かしこところの ひきつりに』ホ8
『またはたれ ひすみひたかみ かくやまと ふたいわうらに つくつけの』ホ8
『みすまるの あなたまはやみ たにふたわ たらすあちすき たかひこねそや』
ホ10
『とえはことふる おほなむち そのこのままお ふたかみえ』ホ10
『ほとはにの よるはふたこゑ ゐのましそ よつなもこれそ』ホ15
『みゆるしうけて おかむのち ふたきみかえる もとつくに』ホ16
『あすふためくり みめくりと みそかにはみそ みそひふみ』ホ16
『うちよりいつる はふたゑは きみのたまもの ふたはあり』ホ16
『よろひきの いわおもなけて うつろいも ひしけはたまふ ふたつるき』ホ16
『やきたわけ これにひつきの ふたたまし よのひとからの たかはかり』ホ17
『これてひとみお いたかんと まろめてわたり ふたたたる』ホ17
『ひとたひかくし ふたぬすみ みたひそこなひ あらためす』ホ17
ふたのぬすみは せくくまり ぬきあしなすも つちのかみ』ホ17
『このふたすちお みきひたり こしのひねりに つなおひく』ホ192
『たかひこねには ふたあれの をしてたまえは こもまこも むまのきみなり』ホ192
『けたのかは つえうちあかた おひやらひ ふたけたならは くにおさる』ホ23
『いもとさえ わかいつくしの あねありと ことはかされは ふたこころホ24
『もろともに みやにのほれは ちちみかと みこふたかたに みことのり』ホ24
『たははこね ふたゑめくみそ かにめてる きみはかもなし ふたもなし』ホ24
『まつりてのちに はらをきみ のこしことより ふたたみの あらそいあれは』ホ24
『なれはふたゑと きあゑより ゑとほとかそえ ひとゑむそ とゑはむもとせ』ホ28
『くにくにめくり まさかきの ふたゑみゑとゑ かつてなく』ホ28
『こたえてむかし ふたおろち ひめにうまれて きみめせは』ホ28
ふたみやお さらにつくらせ むとせあき おおくにたまの かみうつし』ホ33
『ふそひつき へてしはすもち うすはたに もちはななして ふたこうむ』ホ38
『たちまちに ふたかみなりて あそつひこ あそつひめあり』ホ38
『たけひおは ゆきへおかねて かひするか ふたくにかみと ことおほむ』ホ39
『みをすえは きぬふたなかれ よたけやた みこみをすえに すかりゆく』ホ40
『ひとくさの ならしふよほも ひめもすの もものふたきれ』ミ4
ふたはにのほる さつゆつき かつみのつゆや』ミ9
『みつるかくるの ふたうたお ひとつれにあむ つくはうた』ミ10

 
ふつ(付つ/悉つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・和合する・融和する・調和する」などの意。

変態:「ふつ(ニ)
派生語:「ふたかみ(二尊)」「ふたたひ(再び)」「ふたいわうら(二岩浦)」「ふたわ(二輪)

 
 

【(付)・蓋】
合わせ。付き。綴じ。対。対になるもの。
 ● 日と対になるもの。月。

『たははこね ふたゑめくみそ かにめてる きみはかもなし ふたもなしホ24

 
ふつ(付つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・付く・綴る・匹敵する・釣合う」などの意。

類語:「つま(妻)とも(供・友・共・伴)」「そえ(添え・副)」「つれ(連れ)」「つひ(対)

 
 

【(付・符)・札】
1.(文字や絵などを) 合わす・ 収める・留めるもの。
2.照合するもの。

『みうたつくれは そめふたお さつさもちゐに つけなくる さつさつつうた』ホ12
『めなしかたあみ かもにいれ うたふたつけて きみものせ』ホ25
『うたのなおしお こはしむる わかみやふたお とりみれは いいろよむうた』ホ31
『いまやまさわの ゑあわせは わりふたあわす よきしるし』ホ32
ふたそめて さとしおしえん にのみちも とかねはくもる』ミ10

 
ふつ(付つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・収める・保つ」などの意。

 
 

【(付)・ニ】
合い/合わせ。対。

『またはたれ ひすみひたかみ かくやまと ふたいわうらに つくつけの』ホ8
『ひととなる まふつのかかみ みるために ふたみのいわと なつけます』
ホ8
『あめつちも のとけきときに あまてらす かみのみゆきの ふたみかた』ホ15

 
ふつ(付つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・収める・調える・直す」などの意。

派生語:「ふたみ

    

10/06/11

  

 基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】