ふたゑ  フタヱ  futawe
ふたえ  フタエ  futae

  

【(打たえ・会)・二重】
合わせ。編み。織。 集い。会合。

『いとふそよすち よりあはせ めをはふたえの みはとなす』ホ16
『みかつちも よろこひけふの ぬのおらん いわくはふたゑ あらざるか』ホ16
ふたゑけふ みあえおなせは かといてに みはたのとめの をんふみお』ホ24

 
ふたふ(打たふ)」の名詞化。
「ふたふ」は「ふつ(打つ)」と同義語「たふ(留ふ)」の合成。
ここでは「A: 合わす・編む・織る」などの意。

類語:「うたゑ(宴)」「うちあわせ(打ち合わせ)」
派生語:「はふたえ(羽二重)

 
 

【二重】
二回。二重。

『たははこね ふたゑめくみそ かにめてる きみはかもなし ふたもなし』ホ24

 
ふた(二)」+「ゑ(回・重・環)」

変態:ふたわ(二輪)

  

09/11/01

  

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