【(治ふ)・留ふ・束ふ・対ふ・食ぶ】【(直ふ・矯ふ・平ふ)】【訛ぶ】【(足ふ・養ふ)】【耐ふ】
A: 合う/合わす。収(治)まる/収(治)める。直る/直す。平る/平らす。間に合う/合わす。保つ。
| 『むなさわき つらにのほせは ゑたひゑて ひめもすなやみ みけたへす』ホ16 『このしろいけの みやことり らはななくれは たはむれる』ホ24 『みかわりいまの ひとくさの ひひたへますお つつしめと』ミ4 |
変態：「とむ(留む・止む)」「とふ(訪う・問う)」「たむ(溜む・彩む・矯む・訛む)」「つむ(積む)」「つる(連る)」
派生語：「うたふ(歌う)」「うつたふ(訴ふ)」「したふ(慕う)」「たたふ(湛ふ)」「たは(束)」「たわら(俵)」「こたふ(応ふ／堪ふ)」「たえ(栲)」「いたわる(労る)」「つたふ(伝ふ)」「ひたひ(額)」「あたふ(能う・与ふ)」「たはむる(束むる)」「たひ(足袋)」「ここたへ(勾当)」「たんや(溜)」「たひら(平ら)」
【(投ふ・遮ふ・断ふ・絶ふ・倒ふ)】【訛ぶ・(弛ゆ・撓ゆ・嫋ゆ)】
B: 離れる/離す。分ける。放つ。払う。発す。限る。反る/それる/そらす。曲る/曲げる。
変態：「とふ(飛ぶ・訪う・問う)」「つむ(摘む)」「ちる(散る)」「さる(去る)」
派生語：「うたふ(歌う)」「うつたふ(訴ふ)」「たふる(狂る)」「たふらかす(誑かす)」「たえ(絶え)」「かたわ(片端)」「たゆむ(弛む)」「たわむ(撓む)」「たおる(倒る)」「たやすし(容易し)」「をたう(緒断)」「たわる(撓る・倒る)」「かたふ((傾ふ・方ふ)」「きたふ(傾ふ)」
【回ふ・廻ふ】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。
「離れる」→「反る/逸れる」→「曲がる」→「回る」→「行き来する」の展開。
変態：「たむ(回む・廻む)」「さる(更る)」「なる(鳴る)」
派生語：「たひ(度・旅)」「つたふ(伝ふ)」「たひら(回翻)」
【(足ふ・養ふ)】【耐ふ】【(立ふ・達ふ・富ふ・尊ふ・妙ふ)】
D:
正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」
変態：「とむ(富む)」「つゆ(耐ゆ)」「とふ(跳ぶ)」「てる(照る)」
派生語：「たふとむ(尊ぶ・貴ぶ)」「たふとし(尊し)」「たひ(手火・灯)」「たたふ(称ふ)」「たえ(妙)」「きたふ(鍛ふ)」「うたふ(謳う)」「たお(饒)」
【賜ぶ・絶ゆ・(倒ふ・弛ゆ・撓ゆ・嫋ゆ)】
E:
負の方向に離れる/離す。「減退する・落ちる・劣る・勢いを失う・静まる・果てる」
| 『よもつの ひらさかは いきたゆるまの かきりいわ これちかえしの かみなりと』ホ5 『いさなきの うふやにおちと おはなれは まつりたゑすと みことのり』ホ7 『こおもてよ もしつまうます たねたえは めかけめおきて たねなせよ』ホ13 『まつりたえんお ひめありて よつきみちきく こはたから』ホ16 『もしもゐのみつ くみたえて みけつのさわり あらんとき』ホ22 |
変態：「たる(垂る)」「つゆ(費ゆ)」
派生語：「たゆむ(弛む)」「たわむ(撓む)」「たおる(倒る)」「たえ(絶え)」「いたわる(労る)」「たわる(撓る・倒る)」「もたふ(悶ふ)」「ちたふ(垂ふ)」
10/01/14
【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】