【(束・留)・栲・帯】
結ぶもの。連絡するもの。伝えるもの。栲。帯。 =つな(綱)・なわ(縄)
『もとつかみ そのたえもりか たねくたし ものとたましゐ ゆひやわす』ホ14 『つきのなも たえのおくのり つつしみの ひたちおひこそ いともかしこし』ホ16 『のりのふみてるたえのあや』ホ192 『てにはつるきお もつゆえに くつはのつなは あかるたえ』ホ192 『まてのはに ゆひてなかもつ あかたえと ぬきまおかぬる てるたゑや』ホ192 |
「たふ(留ふ・束ふ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・結う・結ぶ」などの意。
変態:「たは(束)」「とめ(留)」「たふ(太布)」
類語:「おひ(帯)」「つな(綱)」「つた(伝・蔦)」「なわ(縄)」
派生語:「たえもり(帯守)」
独り言:「たい(帯)」「tie」
【妙・(達・尊・霊)】
正の方向に離れるさま。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
『うましみやひの ゑいにおれ たゑのことはに もとむへし』ホ13 『はらあしことは なかるへし はらやめぬまに たえにさとせよ』ホ13 『つきのなも たえのおくのり つつしみの ひたちおひこそ いともかしこし』ホ16 『またなれしみて いつのりの ゐそこさつめの たゑわさの のりのりさたむ』ホ191 『たえなるわさお なすたとえ あめつちつなく なかくしの』ホ192 |
『ついにくしたえ あらはれて やゑかきうちの ことうたそ』ホ9 |
「たふ(達ふ・尊ふ)」の名詞化。
ここでは「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。
変態:「たま(霊)」「とみ(富)」
類語:「みたま(神霊)」
【絶え・断え・遮え】
1.分れ。断絶。隔たり。区切り。隙間。 不連続。
『ふてししは くえはいきても くさりくさ かみとなかたゑ』ホ15 |
2.負の方向に離れるさま。「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」さま
『みそふかみ みかりおこえは めくりみて すたるおなおし たえおたし』ホ27 『みやすひめ もたえたえいり ややいけり ちちははらみの ゑおうつし』ホ40 |
「たふ(断ふ・絶ふ/倒ふ・弛ふ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・限る・区切る」、また「E:
負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。
10/07/19
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