【(神霊・霊魂)・御霊・御魂】
・上位存在。本源。本質。精髄。主。エッセンス。スピリット。
・(肉体に対して) 人の本源たる精神・意識。
『いまににきねの さきみたま くにとこたちの わさみたま あらはるいつと』ホ序 『かくひおつみて みたまいる かとはちりけの あやところ』ホ4 『あかたまの わかひるのるは あおきたま くれひのみたま ぬはたまなりき』ホ4 『かくつちと はにやすかうむ わかむすひ くひはこくわに ほそはそろ これうけみたま』ホ5 『なこそしる ふつのみたまの ささむかひ かゐのはまくり あふみをち』ホ11 『さにあらす たたにつくれは かれきなり みたまあれはそ』ホ12 『あまてるくには わかみたま ありとしるへし』ホ14 『あもとにまねく あらみたま つきのにこたま たらのほと』ホ16 『みなるをのこは ひのみたま まつこもりくの みはしらに』ホ16 『めのこには めのめよりうく つきみたま みやおうるほし そむきゐて』ホ16 『かのみたま こわによろこひ うはのてお わとあにわけて あいうえお』ホ18 『すへらきの やゑかきのをき たまふなも やまとををこの みたまかみ』ホ23 『をこのみたまの かみはもと ひのわわけみの ことのりも』ホ23 『みそろのたつの みたまゑて なもあゐそろの かみとなる』ホ27 『あめみをや ひのわのみたま わけくたし あまてるかみお うみたまふ』ホ28 『とてないためそ わかみたま ひとはあのもの』ホ28 『みかつちの ふつのみたまお くらにおく これたてまつれ あひあひと』ホ29 『みからぬし たにみくくりみ たましつか うましみかみは みからぬしやも』ホ34 『むかしとよすき かみのつけ みたまけかつき よさにゆく』ホ36 『すへらきの みたまによりて くまそらお ひたにころして ふつくむけ』ホ38 『みほこおうくる やまとたけ むかしみたまの ふゆにより くまそおむけぬ』ホ39 『いまもまた みたまによりて ふゆおかり あたのさかいに ゆきのそみ』ホ39 『しむのもちほき ゐきめたま おくるはすゐゐ ゑなかのり』ミ9 |
「み(上・神・霊・実)」+「たま(霊)」
同義の「み」と「たま」を連ねた語。
類語:「たま(霊)」「たえ(妙)」「ちたま(精霊)」「こころ(心)」「なかこ(中子)」「さね(核・実)」「かみ(上・神)」「ち(霊)」「ひ(霊)」「み(霊)」「る(霊)」「たましゐ(魂魄)」「くしひる(貴霊)」「くしひ(貴霊)」
【(尊)】
D:
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」さま
●満ちて達した者。尊者。上位者。
『なこそしる ふつのみたまの ささむかひ かゐのはまくり あふみをち』ホ11 |
「みつ(満つ)」+「たむ(達つ・尊む)」の合成動詞「みたむ」の名詞化。
変態:「いたり(至り)」
類語:「たま(尊・珠)」「みこと(尊)」「かみ(上)」
【(見留・見治)】
侍る者。仕える者。かしずく者。
『みつきひこ かんたまのおと あひみたま たかきのよつこ』ホ20 『したはるは うわはるのおと あよみたま たかきのななこ』ホ20 |
「み(見)」+「たむ(治む・留む)」の合成動詞「みたむ」の名詞化。
両語ともここでは「A:
合わす・侍る・仕える・治める・世話する・かしずく」などの意。
類語:「みつき(見付き)」「みつえ(見仕え)」「いつき(斎)」
10/03/20
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