【(添ふ・統ふ・留ふ・治ふ・対ふ・等ふ)】
A: 合う/合わす。当たる。向ける。掛け合う。呼び掛ける。迫る。(気を)留める。統べる。治める。
変態:「とむ(留む)」「そふ(添う)」「とる(取る・執る)」
派生語:「とよ(留・統・治)」「とようけ(豊受)」「とわく(問わく)」「とひ(問い)」「うらとふ(心問う)」「なしりとふ(詰り問う)」「ことふ(応ふ)」「たとふ(喩う)」「つとふ(集う)」「しとふ(慕ふ)」「いやとよ(否とよ)」「まとふ(纏う)」
独り言:「とう(統)」「とう(当)」
【飛ぶ・(離ふ・外ふ・遠ふ・投ふ)】
B: 離れる/離す。放つ。分れる。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。
『くりかえし みもむそうたひ とよませは むしとひさりて にしのうみ』ホ1 『をかみもゑみて もろともに おかむひのわの とひくたり』ホ4 『とひてたかみの まへにおち けんけんもなく ちのははや』ホ10 『うつほにすめと そらとはす はにふみおれは こたえしる』ホ17 『しらにはやまに からすとふ くまのとおもひ みやうつし』ホ20 |
変態:「そる(剃る・反る)」「さる(去る)」「する(掏る)」「ちる(散る)」「つむ(摘む)」
派生語:「とお(遠)」「いとふ(厭う)」「とひ(鳶)」「とわた(迸た)」「まとふ(惑う)」「うとふ(疎ふ)」
独り言:「とう(投)」
【問う・訪う・飛ぶ・(回ふ・廻ふ)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。巡る。送る。還る/還す。探る。検(あらた)める・調べる。
『まちたまえ のちかえさんと もちかえり たかまにいたり もろにとふ』ホ1 『ふたかみの ひひめみをうむ とのゐつつ とえはかなさき こたふるに』ホ3 『むかしふたかみ つくはにて みめくりとえは』ホ3 『とえはよろこひ こたえとう みほつうなつき おおゑきみ』ホ26 『さねさねし さかむのおのに もゆるひの ほなかにたちて とひしきみはも』ホ39 |
『みやつより はやきしとへは あまひかみ いそきまなゐに みゆきなる』ホ6 『たひまつにはせ こにとひて たかまにはかり ゐのらんや』ホ7 『やとせふるまて かえらねは ななしのききす といくたす』ホ10 『たかてるのあに たかひこね あめにのほりて もおとえは』ホ10 『こもりにこれお とはしむる ひめきみあひて みたねうむ みはたおこえは』ホ16 |
変態:「たむ(回む・廻む)」
類語:「おとする(訪る・復と擦る)」「よる(揺る)」「もとむ(回む)」「もとおる」
派生語:「もとゐ(基)」「といくたす(訪い下す)」
【跳ぶ・疾ふ・(逹ふ・到ふ・富ふ・尊ふ)】
D:
正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・先行する・栄る・熟れる・優れる・勝る・速まる・至る」
『にけんとするお たちからを はたれはるなに とひかかり』ホ8 『うちあおたれて かせふくみ はねとなるとき とひこさす』ホ191 『たとひとふとも のるひとの ゆくりなけれは あえとはす』ホ191 『うはのあおりお うつとても つなつよけれは むまとはす』ホ191 『なかさむた ははみたあつさ ひとたゐき すへらきいのり とひあかる』ホ38 |
変態:「とむ(富む)」「てる(照る)」「さふ(騒ふ・繁ふ・聳ふ・早ふ)」「さゆ(冴ゆ・明ゆ・清ゆ)」「そふ(聳ぶ)」
派生語:「とよむ(響動む)」「とお(十)」「とよ(豊/疾)」「とひかかる(飛び掛る)」「とほる・とふる
(徹る)」
【(絶ふ)】
E:
負の方向に離れる/離す。「低まる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」
変態:「たゆ(絶ゆ)」「たる(垂る)」「つゆ(潰ゆ)」「さむ(冷む)」「しる(痴る)」
派生語:「とほし(乏し)」「とぼとぼ」「とほほ」
【十二】
12。
『みつかきお としよつにわけ とはとふか ひかたにこかと』ホ21 |
変態:「そふ(十二)」
10/06/09
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