とふる  トフル  tohuru

  

【(通る・透る)】【(点る・灯る・徹る)】
C: 行き来する。回る。巡る。届く。行き渡る。
D: 正の方向に離れる。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る・過ぎる」

『なんちふつぬし あわうわの とふるみちひき さかんなり』ホ10
『くらきこも こまかにをしゑ ひおつみて すこしはとふる
ホ17
『ちみちには はるひゆるくて ゐつゆひの とふるほとよし』ホ192
『なかはしら たててめくれは おおやしま とふるまことの とのをしゑ』ホ23
『たとなしたみも にきはえは ゐやまととふる やまとくに』ホ23
『あまねくとふる ほつまふり たのしみうたふ』ホ24

 
とふ(回ふ/達ふ)」と同義語「ふる(振る/奮る)」の合成。

ここでは「C: 行き来する・回る」、また「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る・過ぎる」などの意。

変態:「とほる(通る)」「ともる(点る・灯る)」「たつふる(立振る)
類語:「ととく(届く)

  

10/06/09

  

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