たとふ  タトフ  tatofu
たとゆ  タトユ  tatoyu

  

【譬ふ・喩ふ】
A: 合わす。匹敵させる。擬える。似す。

たとふれは しほのあちあり はからねは あちなしやけと しほならす』ホ12
たとえはたしむ からしむし うおとりけもの あいもとむ』ホ13
たとえはゆめの おそわれの しのひかたくて わきまえす』ホ13
たとえめあれと よつきなく ゑんとおもはは あくりしれ』ホ14
たとえはにこる みつかわく ししもにこれは かわきつく』ホ15
『あやまらは たとえいのちは おしまねと ちけかれゆえに』ホ15
たとえははへる あおめたち ゐいろのはなそ』ホ16
たとえはかすの うつわもの くつおすてなて にふときお ならしもちゐん』ホ17
たとえはくせと まいなひて さかゐまさんお とみもほし』ホ17
たとえはかわの みなもとの ひとしつくより なかれまし のたにあふるる』ホ23
たとゑははやし きりひらき たくにこたまの なきことく』ホ23
『わかこらやわせ たとふれは はるはぬるては なつあおく』ホ28

 
たつ(立つ・建つ)」と同義語「とふ(対ふ・等ふ)」の合成。
ここでは「A: 合わす・匹敵させる・擬える」などの意。
下二段にも活用。

変態:「なそふ(準ふ・准ふ・擬ふ)」「なぞる
派生語:「たとえ(喩え)」「たとひ(喩)

  

09/08/08

  

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