【妻・(詰・連・対・伴)】
合わせ。添え。侍。従者。連れ。対になるもの。伴侶。
『かなさきの つまのちおゑて あわうわや てふちしほのめ』ホ1 『きしいこそ つまおみきわに ことのねの とこにわきみお まつそこいしき』ホ1 『このときに みなつまいれて やそつつき もろたみもみな つまさたむ』ホ2 『つのくゐは おおとのにゐて いくくいお とまえにあひみ つまとなす』ホ2 『あわきみよ わかれおしくと つまおくる をうとはゆかす ゆけははち』ホ5 |
「つむ(詰む・連む・対む)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・添う・付く・継ぐ・匹敵する・釣合う」などの意。
変態:「つも(詰)」「とも(供・友・共・伴)」「そえ(添え・副)」「つれ(連れ)」「つひ(対)」
類語:「ふた(蓋)」
関連語:「つほね(局)」
派生語:「つまこめ(妻籠め)」
【端・爪・(詰・隅・末・下)】
負の方向に離れるさま/所。 端。詰。隅。末。下。
『のちおおやひめ つまつひめ ことやそうみて かくれすむ』ホ9 |
「つむ(潰む)」の名詞化。
ここでは「負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」などの意。
変態:「つめ(詰め・爪)」「すみ(隅)」「すえ(末)」「しも(下)」
10/02/27
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