ふたかみ  フタカミ  futakami

  

【(二尊)・二神】
和して調える尊。 =あまつひつき(和つ日月)あまつきみ(和つ木実/君)
あわきみ(和君)

ふたかみのなも ももひなき ももひなみなり』ホ2
ふたかみは うきはしのゑに さくりうる ほこのしつくの おのころに』ホ2
『われふたかみの みちおなす わかこつらつら みちゆかは』ホ11
あめふたかみの みことのり これにたまはる ひゑのなは』ホ22
『たかのふるみや つくりかえ みやこうつせは あにつきて わのふたかみそ』ホ27

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ふた(二・蓋)」+「かみ(尊/神)
「ふた」は「ふつ(▽付つ)」の名詞化で、「合・和・あわせ・やわし」 などが原意。
「かみ」は肉体を持って地に在る間は「尊・上」、肉体を離れてからは「神」の意となる。
  

類語:「あわきみ(和君)」「いさ(結・和)」「きみ(木実)
派生語:「ふたかみのみち(二尊の道)

 

10/07/18

  

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