ふたかみ  フタカミ  futakami

  

【(二尊)・二神】
和して調える尊。 =あまつひつき(和つ日月)あまつきみ(和つ木実/君)
あわきみ(和君)

『あめつちの ひらけしときに ふたかみの とほこにをさむ』ホ序
ふたかみのなも ももひなき ももひなみなり』ホ2
『ときにあめより ふたかみに つほはあしはら ちゐもあき』ホ2
ふたかみは うきはしのゑに さくりうる ほこのしつくの おのころに』ホ2
ふたかみの ましわるときに とこみきや とこはとほこに こおもとむ』ホ2
ふたかみの ひひめみをうむ とのゐつつ とえはかなさき こたふるに』ホ3
『むかしふたかみ つくはにて みめくりとえは』ホ3
『さらにかえりて ふたかみは あらたにめくり』ホ3
ふたかみは つくしにゆきて うむみこお つきよみのかみ』ホ3
ふたかみのまえ おちととむ おもわすいたく ゆめここち』ホ4
ふたかみおはお たたゑます きくきりひめも あなかしこかな』ホ4
『みこひたさんと ふたかみの みこころつくす あまのはら』ホ4
ふたかみゆめの ここちにて あひみたまえは とよけにて あめみこひたす ものかたり』ホ4
ふたかみおそれ わかみやに むへそたてしと あめにあけ』ホ4
ふたかみの おきつほにゐて くにうめと たみのことはの ふつくもり』ホ5
ふたかみみめお みことのり かんみむすひの やそきねか もろとはかりて』ホ6
『むかしふたかみ のこしふみ あめのめくりの むしはみお』ホ7
『われふたかみの みちおなす わかこつらつら みちゆかは』ホ11
ふたかみために たらちねと なりてまねけは ひとのみと』ホ14
ふたかみうけて をやとなり たみおわかこと そたつるに』ホ17
ふたかみの とほこにをさむ としふれは にふなれときの たみあるも』ホ17
ふたかみの うきはしにたち このしたに くになからんと』ホ18
ふたかみの つきてあまねく のりめくり たみのをしゑは すきくわや』ホ18
ふたかみの みよのよわいも やすらかに をうみのたかに ゐまさんと』ホ191
『よろものうめる ふたかみも のりめくりてそ くにをさむ』ホ191
『あめよりくたす ひよみかみ ふたかみこれに やまさなす』ホ21
『これかみの みこにをしゑて いたわりお しらねはかみは とりゐぬそ』ホ21
あめふたかみの みことのり これにたまはる ひゑのなは』ホ22
『とはをして ほこはさかほこ ふたかみは これおもちひて』ホ23
『むかしふたかみ くにしらす ものいふみちの あわうたの』ホ23
ふたかみの たまふさかほこ さいわひに そのきおゑれは ゆつるなり』ホ23
ふたかみの くになかはしら おきのつほ』ホ24
『みことのり たかはふたかみ はつのみや いまやふるれは つくりかえ』ホ27
『たかのふるみや つくりかえ みやこうつせは あにつきて わのふたかみそ』ホ27
ふたかみは つねにたたすの とのにゐて あまねくをさむ たみゆたか』ホ27
『むかしふたかみ ひのかみお きみつきはつく つくはとみ このことみなり』ホ28
ふたかみの あのあわうたに くにおうみ わのあわうたに ねこえなる』ミ1
『あめのかみより ふたかみの ななよのみきも とほこのり』ミ2
みうえふたかみ つくはにて みめくりとえは』ミ3
『ゆききとりゐの ふたかみと ききておのおの をしてそめけり』ミ3
ふたかみゐめお みことのり たかみみむすひと やそきねか もろとはかりて』ミ4
『まもらぬは なきとしるへし このゆえに ふたかみおほす ねこえみち』ミ10
『いまふたかみも なそらゑて つくはのかみと たたゑたまひき』ミ10
『そのときひるこ またとけす むかしふたかみ うみませし』ミ10
『むかしふたかみ あわうたお ひことにうたひ やをよろか』ミ10
ふたかみおもゐ はからつも ひかりおゐたく ここちして』ミ逸
ふたかみも くにつちよろの みちうみて きみたるかみお うまんとて』フ序

 
ふた(二・蓋)」+「かみ(尊/神)
「ふた」は「ふつ(▽付つ)」の名詞化で、「合・和・あわせ・やわし」 などが原意。
「かみ」は肉体を持って地に在る間は「尊・上」、肉体を離れてからは「神」の意となる。
  

類語:「あわきみ(和君)」「いさ(結・和)」「きみ(木実)
派生語:「ふたかみのみち(二尊の道)

 

10/07/18

  

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