ムムネ

→ 語義

六宗。
6つの中心。人体の6つの要所。
根の六臓魄の根心派の六端元守ともいう。
ムラト(腎臓)心派(心臓)フクシ(肺)ユフ(肝臓)ヨクラ(膵臓?)ヨコシ(脾臓)

根の六臓には天元神が付ける元守が宿り、ミヤビを介して中子と連絡して、両者 (六臓と中子) は不可分一体となっている。
よって一方の盛衰は他方にも影響を及ぼす。中子の神性に反する思考や行動は、六臓の衰弱となって現れ、六臓の衰弱は中子を曇らせる。この悪影響のループが続けば最後には身を枯らし、また霊の結も乱してしまうので、次に人として生まれ変わることも叶わぬものとなる。だから逆に中子の曇りを除くには、六臓を養生すれば良いということになる。
 

■チャクラ(chakra)の概念に近いのかもしれない。
 

『放持ならぬ 教え種 納め諭せる 心派の 六端 濯ぎて 身を精らげ 陽央根に返る 神形』15文
魄の根は ムラト心派 フクシユフ ヨクラヨコシや 根の六臓 渡るミヤビが ものを知る』17文
『ぬすむ心派 ミヤビより 五臓に告げて 安からず 見目に言葉に 跼り 抜き足 応ふ 埴 心 万・十万知れど ミヤビから』17文

『幹と派交わる 人身草 根 箱根空木 茎 一垂 四枝五葉 人身 小白花 秋 実は小豆 甘苦く 脾臓潤ひ を養す』24文
『胸清く 身は垢付けど 差使が見て 陽陰に告ぐれば 差使の 八つの聞えに 洗われて いのれもがもと』28文
裳裾の 民を撫でつつ 差使の 清きに尊は ありと言えき』28文
『人の隔辺の 天の原 六宗は清く "戻ろそよ" 驕り明かして 還えば新に 違え生まるる 喩え歌』ミ和字

  

 

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