タミメ(1)

→ 語義
  

手見。手合。  =ニギテ(和手)・テガシハ(手柏)
四十九神
を手の造形で表現したもの。手印。印相。
タミメを平面状に押し写したものがヲシテ(押手)。
「〜手を結ぶ」とか言う。
  

【手印】シュイン −広辞苑より−
両手の指で結んだ印。

【印相】インゾウ −広辞苑より−
仏・菩薩が手に結ぶ印(いん)の形。
  

『矢の霰 神のタミメに 矢も立たず 弥 猛怒り 火花吹く 神 ミツハメを 招く時 炎消ゆれば 胸騒ぎ』8文
ココトムスビが "カカン" なす カスガワカヒコ 実柱を 節継ぎ神座に 'ミ手' 結び アメノミヲヤを 招き 交ふ』14文
『我 聞く 往にし 尊の屋は "ム" のタミメより ムロ屋 建つ 民に教えて 屋根を成す』17文
また"ヤ" のタミメ 社成る いま宮殿に 民を治す 養つは敬方ぞ』17文
天地の 泡・泥いまだ アメミヲヤ 'ア' を結びて 吹く虚空 際なく回り』18文
『'ウヰ'と'ウヌ' 'アウヌ' 結びて  創り 'ウヌア' 交じりて 'ウハ' 結び  'ウヒ' を地玉18文
『'カ' 結び 棟穂 選みて 日と丸め 赤宮に据え 'シ' 結び 鄙元 選み 月輪と 白宮に据え』18文
『'ウンの' の ウツロヰを馬 'イニの手' の シナト 光 鞭 'オ手' に地玉 和り恵る 音は "ホオコホ"』
18文
『泥塊煮え 熟上がる山ぞ 'ノ' 結び 野風に乾く 堅埴に 蹄の跡は 野良と道』18文
『'カ'の神霊 堅地に喜び 'ウハ' の手を 地と天に分けて 'ア・イ・ウ・エ・オ' 空・風・火と 水・埴の 交わり生れる ミナカヌシ
18文
声の 'オ' は 'コワ' に収まる 'ヲ' の押手 野風に乗れる の 音は "コオコオ" 踏む跡の 野に人生みて 和るは 'ノ'』18文
『練地に喜ぶ 練地は 'コ'  人成る道は '' を用ひ その基は 'ロ' 手』18文
『時に匠は 'ム' のタミメ その宣言は "天地の 開く 室屋の 神あれば えやは弱かれ 主は長かれ"』21文
『円・方ともに 屋造りの 基はトコタチ "ム" 結び 室屋造りて 民をうむ 後 "ヤ手" 結び 社 成る』21文
『その上は クニトコタチの 尊の代に "ム" のタミメより ムロ屋成る』ミ8文

  

  

タミメ(2)

→ 語義
  

外見目。
表層。外観。容姿。見目形。

  

  

タミメヒコ

→ 語義
  

外見目彦。
アモト八神
アナミ八神に加えて32神のタミメヒコを配し、フトマニ図の配列が完了する。 
タミメヒコは三十二(ミソフ) ともいい、人の容姿 (外見) を司る。
  

元明の 四十九の種の 中御座 ミヲヤ付け足す 方隅に 八君トホカミ ヱヒタメぞ』14文
『次アイフヘモ ヲスシ神 末は三十二の タミメヒコ 元・中・末の 三座あり』14文

  

  

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