【(離せ/活せ)・風】
1.(汚穢・雲を) 吹き払うもの。
2.ふう(風)。区分。方向。傾向。風土。
3.正の方向に離すこと/もの。 高め。勢い付け。栄し。煽り。活性。加勢。
『つちかせの ちまたにしゐの くるしみか けものとなるそ かみうたす』ホ13 『をのうつほ かせうむかせも ほおうみて をはみつとなり めはふたつ』ホ14 『うつほかせほと みつはにの ゐつましわりて ひととなる』ホ14 『くさきのむしの みつのこゑ かせにこゑあり うつほはね はにむしもこれ』ホ15 『あいうえお うつほかせほと みつはにの ましわりなれる みなかぬし』ホ18 |
「かす(離す/活す)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・分ける・放つ・払う」、また「D:
正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・至らす」などの意。
変態:「かた(方・傾)」「かち(舵)」
類語:「いなさ(往なさ)」「のかせ(退かせ・野風)」「しな(級長)」「し(風)」
【(和・交・形)・風】
合わせ。和合。調和。 凝縮。固化。物質化。現象。具現。
『このみちお まなふところは かんかせの いせのくになり』ホ13 |
「かす(和す・交す)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・在る・現る・凝る」などの意。
変態:「かつ(形)」「かた(形)」
派生語:「かんかせ(神風)」
10/02/08
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