【(方・傾)・舵】
1.方向。区分。 =かた(方)
2.反り。曲り。傾き。
『まらがおち あまつははらお ふなおさに まらはかちとり』ホ20 『しものなか ひうおまねけは かつめかみ かちおねにひき ひおむかふ』ミ7 |
「かつ(割つ・傾つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・それる・曲る・傾く」などの意。
変態:「かた(方・傾)」
【(傾ち)・勝ち】
(ある方向に)傾くさま。〜する傾向。
『すへてななやの しるしふみ ことなりかちは これにしれ』ホ序 『ひといはかわる おこりかち へりにはかたく かれはたの をりのりさたむ』ホ23 |
「かつ(割つ・傾つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・反る・それる・曲る・傾く」などの意。
【徒】
往き来。運び。運送。(2本の足の)往復・回転。歩き。
『このうたに うらみのなんた とけおちて きもにこたえの かちはたし』ホ24 『またすへらきも かちゆきの いたすははやの かんをして』ホ29 |
「かつ(搗つ)」の名詞化。
ここでは「C:
行き来する/させる・回る/回す・送る・運ぶ」などの意。
類語:「あゆみ(歩み)」「ふみ(踏み)」
関連語:「こつこつ」
【梶・楮】
葉が裂けているさま。(紙の原料となる)
三叉に分れる葉のさま。おそらくミツマタとは元来は梶を指したのだろう。
『まをまゆみ ゐとおつむきて たくはたや あわのほきうた かちにおし』ミ9 |
「かつ(離つ・割つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離れる・分れる・割れる」などの意。
変態:「かそ(楮)」「かうそ(楮)」
類語:「かみのき」
関連語:「かちわる」
10/03/15
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