【(和む)・踏む・履む・践む】
A: 合う/合わす。押す。上に乗る。迫る/攻める。生む。現す。
収(治)まる/収(治)める。継ぐ。纏る。留める。守る。踏まえる。値踏みする。
『そらとはす はにふみおれは こたえしる かせはにかみの まもるゆえ』ホ17 『これふんた しゐはふすりも おたけんは つらもかたるも わけらんや』ホ17 『ふむあとの のにひとうみて のるはのて ねわによろこふ ねわはこて』ホ18 『かかみをみ すえほろふれは たみはなれ ひつきふまれす』ホ24 『ねかはくは われとなんちと みよふまは やすきまくらや たもたんそ』ホ35 |
変態:「はむ(食む)」「はふ(生ふ・侍ぶ)」「はる(貼る・治る)」「ふる(触る)」「へる(綜る)」「ほる(惚る・欲る)」
派生語:「あふみ(腎・鐙・近江)」
独り言:「扮・芬・紛・雰・墳」
【(分む・振む)・踏む】
B: 離れる/離す。放つ。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。
C: 往き来する/させる。回る/回す。伝わる/伝える。揺れる/揺らす。振る/ぶれる。通る/通す。歩む。
『かたにわふんて けちらして いつのおたけに なしりとふ』ホ7 『みにくきに よきみやひあり よそおひに なふみまよひそ』ホ13 『なんちしのひす わかはちと おほそらふんて みもろやま』ホ34 『きのなかさ こもなそたけそ ももふみて ゆききにうたふ』ホ38 『とめちとは めのみそむふむ せはといき ももいきはまち』ミ6 |
変態:「はぬ(刎ぬ)」「ひぬ(捻ぬ)」「ひる(簸る)」「ふる(狂る・振る)」「へる(放る)」「ほる(彫る)」「ゆる(揺る)」
派生語:「ふみ(文・碑)」
【(憤む・奮む)・踏む】
D:
正の方向に離れる/離す。「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」
●<踏み+動詞の形で>「勢いよく・力強く・強引に」の意を添える。=うち(打ち)・たち(立ち)・おし(押し)
『まこにたつなお ひかせおき むまのみきより ふみのほり』ホ191 『これおふみはる わかちから よにくらへんと もとむれと なくてまかるや』ホ35 |
変態:「はふ(栄ふ)」「はぬ(跳ぬ)」「はる(張る)」「ふゆ(増ゆ)」「ふる(振る)」「へる(経る)」「ほむ(褒む)」
【(降む)・踏む】
E:
負の方向に離れる/離す。「下げる・勢いを失わす・劣らす・縮小する・沈める・下に置く・果てさす」
『せおりつひめの みやひには きみもきさはし ふみおりて』ホ6 『さるもももくら ふむかゐそ つかむのむそて よもそくら』ホ7 『めをふみわけて かひなくる をさめくらせて ゆふぬのも きぬもをるなり』ホ23 『みちりのたてに へかさりお かけてよつむつ ふみわくる』ホ23 『つうちよこへに つりわけて をりひめかさり ふむときに』ホ23 |
変態:「はふ(這う)」「はむ(蝕む)」「ひゆ(冷ゆ)」「ふる(降る)」「へる(減る)」「ほる(恍る)」「うむ(倦む)」
派生語:「ふもと(麓)」
10/06/01
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