(和・円)。 大和・倭。 (熟・央・本)。 山下。
「ヤマト」の国名は、二尊が本州の葦原中国において、「調和と秩序(ト・マト・ヤマト・ヰヤマト)」を民に教え、それが浸透したことに発する。したがって奈良県の旧名のヤマトは中国を意味する。そして「調和と秩序」が全国に及ぶに至って日本の国号となったものと思われる。
※本サイトでは、奈良県の旧名の「ヤマト」を表す場合には「中国の中心」の意から、特に「大和」と表記しています。
■ヤマトに「和・大和」の漢字を当てた人に深い敬意を払いたいと思う。
■また「日の丸」は見事に「ヤマト (和・円・円満)」を表した意匠であり、やはり考案者に深い敬意を払いたいと思う。
『東はヤマト ヒタカミも 西はツクシの 葦原も 南
阿波・ソサ 北は根の ヤマトサホコの チタルまで 及べど』ミ2文
『和してアワを 胞衣として ヤマト秋津洲 淡路島 伊予阿波二名 隠岐三子 筑紫
吉備の児 佐渡
大島』3文
『ミソギに民の 調ひて 弥和通る 葦引きの 千五百の生田の 瑞穂
成る』5文
『和の教えに かかんして のんアワ国は てんヤマト』5文
『引きて開るき 葦原の 歌も悟れよ 和道の 通らぬ前の 葦引きの 枕言葉は 歌の種』5文
『千五百の葦も みな抜きて 田となし民も 賑えば ヰヤマト通る ヤマト国』23文
『天に治めて 大山下 ヒタカミ・ヤスの 政事』28文
『日の山の名も 大山ぞ 故
大山下 ヒタカミの ヤスクニの宮』ミ4文
『ヒノハヤヒコに 御言宣 "汝
国絵を 写すべし" ヤマト巡りて 皆
描く』6文
『天の斎船 大空を 駈けり巡りて この里の 名をも空回つ 大和国』20文
『マトの教えは 昇る日の 本なる故に "日の本"
や 然れどヤマト な棄てそよ』23文
『クシヒコは 大和山辺に 殿造り 齢を考えば 歳すでに 十二万八千百 際あれば 後の守は トヨケ法』23文
『我
齢老い ひたる故
今より兄も 名はヤマト アスカ央君と ハラ央君』24文
『クシヒコ
生まれ 直ぐなれば 授く御矛に 鑑みて ミモロに入りて 時
待つも 道
衰はば また出でて 興さんためや』28文
『追ひて河内に 留まりて タケチノコリと アウヱモロ 大和の層富に 防がしむ』30文
『三度 敬ひ 皆 受くる ヤマト
日継ぎの 都鳥かな』30文
『ウツヒコが殊 船と埴 大和国造 弟ウケシ 猛田県司 クロハヤは 磯城の県司』30文
『和尊は ヤマト心安 還根国 ヤマトヒタカミ ソコチタル 地上ホツマ』31文
『この酒は 我が酒ならず ヤマトなる オホモノヌシの 神の幹 活霊授くる 直は幾久』33文
『船を浮めて ついに入る ヤマト浪速の ヒメコソの 宮より出でて 豊国の ヒメコソ宮に 神となる』34文
『愛しきよし 我家の方ゆ 雲 出立ち 雲は大和の 国の幻 復棚引くば 青垣の 山も籠れる』38文
『山繁は 命の真十よ 煙火せば ただ子思え 熟山の 白橿が枝を 頭に挿せ
愛子』38文
『"我が君の 稜威をヤマトに 立てんとす 我
君のため 竜となり 船 守らん"
と 海に入る』39文
『シホツ翁が "これ行きて 平けざらんや"と 勧む故 大和正せば』39文
『陽陰御子の 日向に坐す ヤマト方の 流行り歌にも "乗り下せ ホツマ方平む 天下斎船"』39文
『シホツツヲ 勧めて大和 打たしむる これ折返に "天日西"
あり 故 打ち取るを 好しとなす』39文
『空しき殻の 白霊鳥 追ひ尋ぬれば 大和国 琴弾原に 尾羽四枝
置きて河内の 古市に また四羽落つる』40文
『"ヤマトには 我に長けたは 御子ばかり 故
御名付けん 聞きますや" 許せば捧ぐ 'ヤマトタケ'』40文
『陽陰の御孫に 経を授け ヤマト治むる 御鏡は コヤネに授く 神の宗 矛の源 皇籠の尊』ミ序
『後 ヒワヒコに 御言宣「汝
国絵を 写すべし」 大和 巡りて 皆
描く』ミ5文
『神に擬え "ト" の霊に 名付く "ヤマト"
の 宣なれば 今更 上の 御言宣 受けて定むる』 ミ7文
『筏と鴨の 初めより 和言葉の 道
開きて 立つ中壺の ちまたより テニオハ傅き 導きて』ミ和字
『五・七 分けて 四十八筋 ついに音声の 道
開きて 成るアワ国を 胞衣として ヤマト八州を 生み給ふ』ミ和字
『精の園の 桃を賜る 西の母 交[越]
楽しみの 深き寿』フ108
和の道。和道。
調和による秩序の道。相反するものを和し調えて直す道。
=調の道・円道 また「陽陰なる道」「妹背の道」「トコヨの道」と同義と見て良いと思われる。
『心を明かす 歌の道 ミソギの道は 身を明かす 和の道の 大いなるかな』5文
『生れ素直に 和道の 教えに適ふ '皇の 八重垣'
の翁 賜ふ名も ヤマトヲヲコの ミタマ尊』23文
『和の歌 我も歌えば 諸人の 和を生まんとて 札
染めて 諭し教えん 和の道も 磨がねば曇る』ミ和字
『モヤマトの 道は尽きせじ 荒磯海の 浜の真砂は 熟み尽くすとも』フ065
『大ヤマトの 道は素直に 偽らで 人の言の葉 熟に行くなり』フ081
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