ハラ

→ 語義
  

原。(孕・蓬莱)。
ハラミ
と同じ。
 

■富士市の海岸部に『原・蒲原・吉原・厚原・原田・柏原』など「原」の付く地名が多く残るのは「ハラ」の名残だろうか。歌川広重の東海道五十三次でも十三番目の宿場は「原」と題される。
  

ムメヒトは ハラに留まり 政事 コヤネ預り モノヌシは 供なす故に ミゾクイを 副モノヌシと ハラの守り』25文
『これの先 ハラオシクモ 召し上す 弟ヒタチは 若き故 阿波コトシロ 侍る27文
『"ハラカラ" なれば 西東 通ひ勤めて 要 占む』27文
『名もツミハ八重 コトシロが ミシマに到り ハラに行き またミシマより 伊予に行く』27文
『九十二年春 駿河宮 ハフリ ハラの絵 奉る 御子申せども  受けず』31文
『清(キヨヒト)の治の 政 豊かに 寿けば 晴ら[蓬莱]と潤う 民ぞ 至けり』フ098

  

  

ハラヲキミ

→ 語義
  

蓬莱皇君。      → ヲキミ
ハラを治める。 
はじめアマテルニニキネにこの名を給う。その後オシホミミが罷るときに、ホツマ国を治める君の称号としてニニキネをこれに任じる。同時にクシタマホノアカリアスカ皇君に任じた。

  

  

ハラミヤ

→ 語義
  

蓬莱宮。孕宮。

  1. ハラミ山麓の宮。 =ハラミの宮サカオリ宮ハラアサマ宮ムメ宮
  2. 1の主。 (1)ニニキネ。(2) ホノアカリ (ムメヒト)
  3. ヤマトタケの生前の希望によってアイチタにコピーされた新ハラ宮
     

ウツキネ ハラの 宮に行き 暇を乞えば ムメヒトも 共に上りて ミツホなる 天君拝む』25文
ホツマ方は カシマオシクモ ヒタカヒコ ミシマミゾクイ ハラ宮に 百上県の モノノベと 豊かに治む』27文
の嘆きは "嗣も無や" の教えは "ハラ宮の クニテルを嗣 和照らす ニギハヤヒ君"』27文
『これの先 ハラオシクモ 召し上す 弟ヒタチは 若き故 阿波コトシロ 侍る27文
『"ハラから" なれば 西・東 通ひ勤めて 要 占む』27文
『名もツミハ八重 コトシロが ミシマに至り ハラに行き またミシマより イヨに行く』27文
『言葉 聞き得ず ハラの臣 ソロリヨシタケ 良く知れば これに問はしむ』34文
サカオリの 宮は昔の ハラの宮 なお永らえり 我が願ひ 写してと 楽しまん』40文
『夜中まで かく六夜 至り ハラ宮の オホマの殿に 神輿 坐す』40文
『これいまハラの 宮の名も ト下と言いて 代々の名也』ミ6文
『二の孕[蓬莱]の 宮は宝を 孕ませて 慕うホツマの 民ぞ生みける』フ034

  

  

ハラノ

→ 語義
  

原野。
タカマの原野
天空。サコクシロ
  

『諸星は 天に篝りて 斑 成す 綴は元の 色司 二十甕星は 善し悪しを 原野に示す』ミ6文

  

  

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】