サコクシロ・サコクシ

→ 語義
  

賢釧。      
天の環。 =タカマノハラ 
中心(北極星)に『アウワ』のアメミヲヤ、その周りに『トホカミヱヒタメ』の八元(ヤモト)、その外周には『アイフヘモヲスシ』の天並(アナミ)、その外周には三十二(ミソフ)の、合計四十九神が坐す。 
これが『天のサコクシロ』である。そして地球 (物質世界・この世) は「細しサコクシロ」だと言う。

→フトマニ図

  

『人 常に 神に向はば 世の身々の 垢は天元の 差使に 清め賜ひて サコクシの 振ゆの鏡に 入ると思えば』28文
『"辞む時 東西の使人と 父母に 仕え満てねど サコクシロ 神の八手より 道受けて 生れ楽しむ"』40文
『後 十一の君 キ・ツ・ヲ・サ・ネ ア・ミ・ヤ・シ・ナ・ウも 天に還り サコクシロにて 御言宣 みな星となす』ミ6文
『この神は 腹腑・命 食を守る ウマシアシカイ ヒコチ神 故 天尊 地の尊ミ6文
クニトコタチの 七代の尊 みなサコクシロ よりの星』ミ6文
地球 細し サコクシロ 故 神纏る 地もタカマ 清の所は これに比べん」ミ6文
大御神 八百万守に 御言宣 このフトマニの 四十九枝は 元々明の サコクシロ アメノミヲヤに 因る形』フ序
『大に慶の 心は内の サククシロ 現つ人は神 神は人なり』フ091

  

  

サコクシロウチ

→ 語義
  

賢釧内。

  1. サコクシロ(天の輪)の中心・中軸。 
    つまりアメノミヲヤの坐す『アウワ』の中御座
  2. 1に相当する地上の中心・中軸。 
    これは「細しサコクシロ」である地球 (物質世界・この世) の中心・中軸を意味する。
    アマテルが生前最後に住んだ宮を「サコクシロの内宮」と称した。ここが後に伊勢神宮となる。
    ウチ(内)は「宇治」と当てられ、地名となる。

    コヤネはアマテルが罷った後、サコクシロの内宮を改めて、"アマテル神の内つ宮"、また "氏侍所" とする。コヤネはここに神臣(神教人)となり (中臣氏の源)妹背の道を学ぶために集い侍る多くの守々を指導する。 

    サルタヒコ
    はここにアマテル神の賜物 (和つ日月のサカホコキ美しき鈴地活太刀) を入れ、ヤマト姫たちが来るのを8万年待っていたという。
      
      
    セオリツ姫と 大御神 宮 移さんと ミモ郷に 天昇る地  得て サコクシロ の宮居に 二万年経る』28文
    『時に五十 に生え つらつら思す "植えずして 生えるも陽陰よ 我が命 陽陰が知らす" と』28文
    神裳裾の サコクシロ内 改めて "アマテル神の 内つ宮"  八百仕ふ守  侍べりて ヒモロケ捧げ  天に応ふ』28文
    『我 昔 の賜物 サコクシロ 内宮に入れ 荒神霊 八万年待ちし 神宝』36文
    『二十六年の 九月十六の日 大御神 ヰソスズ郷の サコクシロ 内に渡まし 十七日の夜 御丈柱を 納めしむ』36文
    "昔 我が住む サコクシロ 繁和寄する 妹背の宮 永く鎮まり 守るべし トヨケの神と 諸共ぞ"』36文

      

  

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