蓬莱から。
「仲の睦まじい兄弟」をいう。
オシホミミの遺言により、ハラ皇君
(ニニキネ) がアスカの国の不足を、ハラから補わせていたことによる。この補償はずっと後代に到るまで
(少なくともナガスネヒコが代嗣文を写し盗るまでは)
行われていたようだ。
【同胞】ハラカラ −広辞苑より−
1.同じ母親から生れた血縁。転じて、兄弟姉妹。
2.同国民。どうほう。
『ハラ皇君 遺言より 二民の 争いあれば 臣
遣りて 和し裁きて 何事も 老民を立てて』24文
『新民の 欠けはハラより 償わす 故に万の内 睦じき 兄弟を名づけて "ハラカラ"と 言う基ぞ』24文
『"ハラカラ"
なれば 西東 通ひ勤めて 要 占む』27文
『名もツミハ八重 コトシロが ミシマに到り ハラに行き またミシマより 伊予に行く』27文
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