オシクモ・アマノオシクモ・カシマオシクモ

→ 語義
  

天押雲。天忍雲根命。鹿島押雲。 
春日若宮。=オヰヱ
アメノコヤネ
ヒメ (タケミカツチの娘) の子。ヒタチの兄。
アメタネコ
の父。

ホホデミの時、ヒタカヒコミゾクイと共にハラアサマ宮ホツマ国の政を執る。 
ウガヤ
のための代嗣社を造る。 
アマテルが罷った後、コヤネに代わってウガヤの左臣を務めるため、ハラ宮からタガ宮に召し上される。 
ウガヤがツクシにいる間はタガ皇君(ヰツセ)の左臣を勤める。この時にヤタの鏡をウガヤから授けられているようであるが、情勢不安からタマヨリ姫が預り、姫の死後はカアヒ宮に納められる。
山崎の関を封鎖したナガスネを討たんとしてクシミカタマと共に河内まで追い、さらにタケチノコリアウエモロをして大和の層冨まで退かせる。
河内の枚岡に社を造り、ヲシホからコヤネを招き祀りまもなく罷る。ツクシに在った子のアメタネコが喪を治める。
  

東大阪市出雲井町、枚岡 (ヒラオカ) 神社摂社、春日若宮神社
奈良県奈良市春日野町、春日 (カスガ) 大社摂社、春日若宮神社

  

        ┌フツヌシ
       ??┤
        └アサカ姫┐
             ├─アマノコヤネ─┐
ツハヤムスビ─??─ヰチヂ─┘        ├オシクモアメタネコウサマロ ・・・ ・・・ ・・・オオカシマ
                      │    │
                      ├ヒタチ ├(アウヱモロ)
トヨケ─??─ヲバシリタケミカツチヒメ──┘    │
                           └(タケチノコリ)
*アウヱモロとタケチノコリについては推定。
  
  

ホツマ方は カシマオシクモ ヒタカヒコ ミシマミゾクイ ハラ宮に 百上県の モノノベと 豊かに治む』27文
『" 思ふ 十三老いて 種あらじ"  コモリ申さく "代嗣文あり" とて アマノオシクモに 宣して代嗣社 成す』27文
『時にオシクモ "名宛無し" コヤネ フトマニ 占えば "ヤセ姫 良けん"』27文
『年も若生の ヤセ姫を 十一のも みな祝ふ オシクモ清め 代嗣社に 祈れば著し 孕み得て 十五月に生む ヰツセ君27文
『これの先 ハラオシクモ 召し上す 弟ヒタチは 若き故 阿波コトシロ 侍る27文
『時にヰツセに 御言宣 "タガの皇君"と オシクモと クシミカタマと 左右にあり』27文
『我が心 先には オシクモに また八重垣は ワニヒコに 授くをが 預かりて ワケツチ宮に 納め置く』27文
『汝 オシクモ 確と聞け 昔 仕えて 御鏡を 賜えば我ら 左の臣ぞ 我が子ら和せ』28文
『春は潤出葉 夏青く もみぢは強く  冬 葉落つ たとひ落ちても  な恨めそ 陰の忠なせ この芽出る』28文
『故はアスカを 落ちた時 忠を忘れず この故に 御孫に召され 忠なせば ついに鏡の 臣となる』28文
またモノヌシは 右の臣 葉強き秋の 弓剣 かくの如しと 酒進む
28文
『その逆坏を 請えば "否  子から授けぬ" 時にまた "鏡の臣を 敬うが 遺る法ぞ"と 神となる』28文
オシクモは 四十八喪に入り 山背の オシホに納む 東向き』28文
『これヒメ尊の 罷る時 は山背に 埋ます故 イキスの宮の 西向きぞ 諸民慕ひ 喪に入るは 天喪の如し』28文
サルタヒコ "我 常に請う 霊還し オヰヱフタヱ 天文あり 今 我 一人 受けざる"と 散々にぞ悔やむ』28文
『先にカクヤマ ナガスネは 御祖皇 御子なきを オシクモ祈る その文を  乞えど授けず』28文
御祖 筑紫に 下るとき は持ちて 御鏡は オシクモ 八重垣は クシミカタマに 授け置き』30文
クシミカタマは オシクモと ナガスネ撃てば 逃げ行くを』30文
『追ひて河内に 留まりて タケチノコリと アウヱモロ 大和層富に 防がしむ』30文
モノヌシ帰り オシクモは 河内に行きて 小塩より カスガを招き 枚岡の 社 纏りて 神となる』30文
『筑紫のタネコ 喪を治め 四神 祭りて アウヱモロ 河内を兼ねて 治めしむ』30文

  

  

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