忍穂。小塩。
アメノコヤネが罷った時、オシクモは遺骸を山背のオシホに東向き
(ヒメが眠るイキス宮の方向)
に葬った。
【小塩山】ヲシホヤマ −広辞苑ほかより−
京都市西京区大原野にある大原山の別名。(歌枕)
山頂は淳和天皇の遺灰を散骨した場所とされ、大原野西嶺上陵(淳和天皇陵)がある。
京都府京都市西京区大原野南春日町、大原野
(オオハラノ) 神社
『オシクモは 四十八喪に入り 山背の オシホに納む 東向き』28文
『これヒメ尊の 罷る時 キは山背に 埋ます故 イキスの宮の 西向きぞ 諸民慕ひ 喪に入るは 天喪の如し』28文
『モノヌシ帰り オシクモは 河内に行きて 小塩より カスガを招き 枚岡の 社
纏りて 神となる』30文
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