比賣神 (姫・姫君・姫尊)。
タケミカツチの一人娘。 アメノコヤネの妻。
ミカツチはこの一人娘に斎名を付けなかったので、通称「ヒメ」と呼ばれる。
「君」や「尊」を付けることで、普通名詞の「姫」と区別している。
茨城県鹿島郡神栖町大字息栖、息栖
(イキス) 神社
奈良県奈良市春日野町、春日 (カスガ)
大社
大阪府東大阪市出雲井町、枚岡 (ヒラオカ)
神社
┌フツヌシ ??┤ └アサカ姫┐ ├─アマノコヤネ─┐ ツハヤムスビ─??─ヰチヂ─┘ ├オシクモ┬アメタネコ─ウサマロ ・・・ ・・・ ・・・オオカシマ │ │ ├ヒタチ ├(アウヱモロ) トヨケ─??─ヲバシリ─タケミカツチ─ヒメ──┘ │ └(タケチノコリ)
*アウヱモロとタケチノコリについては推定。
『カシマの宮の 一人姫 男の子なければ カシマ君 カトリの宮に 行き到る』16文
『いつしか姫も 孕む由 陽陰に告ぐれば 御言宣 コモリにこれを 訪しむる ヒメ君会ひて 御胤生む 御機を乞えば』16文
『姫は返して「いと異なや 愛背に問わば 彼方もまた "よそに問わんと 思ふなり"』16文
『折しもに ヒメの嘆きは 子を重ふ 風の灯し火』16文
『コモリはヒメの イキス
診て 幸腹を撫でて 笑みす顔 "イキス
足らぬは 姫子よ"』16文
『ある日ヒメ尊 またの問ひ "押えの帯は 技
ありや"』16文
『てれば姫君 障らねど イキス
"直ち" と なす帯ぞ』16文
『"ヒメはコヤネの 丈
知るや" "知れり 一丈 二尺五寸ぞ"
『"予ね聞く 上の 御丈と 生れ合ひたる 御恵み"
と 諸 宣給えば "妹が身に いと有難"
と』16文
『ヒメ
汝 背なの身の丈 幾ばくぞ』ミ逸文
『ヒメの答えは "予て知る 十二尺五指は 和照らす 神の身丈と 我が背子と いとかけまくも 同じ丈"』ミ逸文
『ヒメの問ひ "生む時
如何ん" コモリ また "これはカツテが 良く知れり 我
帰る後 下すべし』16文
『イキスも知れば イキス宮 コヤネとヒメと ここに置き 我は後
宮に フツヌシと 直ち帯
成し 授けんと』16文
『ヒメは諸女の 孕む時 イキス・謹み 教えます 病めるは薬 これを受く』16文
『カシマ尊 ヒメ
生む時に 母が名を 乞えど名付けず "稀
一人 姫はヒメなり また生まば 紛れんために 斎名せん"』16文
『オシクモは 四十八喪に入り 山背の オシホに納む 東向き』28文
『これヒメ尊の 罷る時 キは山背に 埋ます故 イキスの宮の 西向きぞ』28文
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