イキスミヤ

→ 語義
  

イキス宮(往来す宮/息為宮)。
鹿島におけるアマノコヤネの根拠宮。
コヤネは中央政府に仕えるため、都と鹿島を往き来する。
イキスには「呼吸」、また「息を合わす・調和する」の意もある。
コヤネの妻のヒメは、ここに西向き (コヤネの葬られたヤマシロヲシホの方向) に葬られた。
  

茨城県鹿島郡神栖町大字息栖、息栖 (イキス) 神社
  

イキスも知れば イキス宮 コヤネヒメと ここに置き 我は後 宮に フツヌシと 直ち帯 成し 授けんと』16文
諸が名も "直ちの宮" と モノノベが 愛でて造れる カシマ宮 コヤネヒメと イキス宮16文
カトリカシマ イキス宮 賜ふ 直ちの の名も 斎端帯とぞ』16文

オシクモは 四十八喪に入り 山背の オシホに納む 東向き』28文
『これヒメ尊の 罷る時 は山背に 埋ます故 イキスの宮の 西向きぞ』28文

  

  

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