物部 (守の侍)。
君に仕えて民を治める者。臣の別名。 =モノノフ・モノフ・モノ
天 (中央政府) に直属し、軍事・警察・裁判などの行政を担当した役人で、オオモノヌシが統括する。
時代が下って神武がウマシマチに『代々モノベ継げ』と授けたモノベは、いわゆる『武士』だと思われる。
『またミカツチは 曲様
治ち 厳を現わす モノノベの 灘
和らに 戻すより 賜ふ尊部は カシマ尊』10文
『タカマの原の 仮宮に 帯
賜われば 諸が名も "直ちの宮"
と モノノベが 愛でて造れる カシマ宮』16文
『武モノノベら 荒・厳の 乗弓技に よこしまを 除けば』19-1文
『乗弓の 功
立つる モノノベを 恵み給ひて ヲバシリに "逸"
の名 賜ふ』19-1文
『オオモノヌシは 五組の モノベ二十五を 率き添ふて 供人すべて 八百六十四』20文
『アカウラを 船子司に アカマロと アカホシ
モノを 添え 水手に マウラは風見』20文
『宮造り 葺き甍まで みな成りて 御孫ニニキネ ツクバより 移ります日は ヲコヌシの 二十五モノノベ 膳なす』21文
『天地
離りて 遠ければ 私立つる この故に モノノベ四方に 遣わして 天マスヒトと 副二人』23文
『八十粗侍
置く 県主 これ一算の モノノベぞ 八十侍の国に ツウヂ置き モノノベ
経を 教えしむ』23文
『モノノベを 八百人束ぬる 主はこれ オオモノヌシや 副えムラジ
コトシロヌシと 助けしむ』23文
『副えの二人は 綜と替更り オオモノヌシは 機の主 故
清汚を算む』23文
『これ "ヤヱカキ" は モノノベの 名なりと己が 央に応ゆ てれば
"統べら" の 代々の垣 己が央なり』23文
『時にクシヒコ 畏れ伏し しばし応えず モノノベら "さ、受け給え"
と 進むれど また頂垂るを』23文
『孫テルヒコの 羽の臣 フトタマは弥々 祭
執れ またカグヤマは モノヌシよ 六十のモノノベ 司り 民を治めよ』23文
『右の鳥の 形は八民 頭は君 鏡(臣)は左羽 剣(臣) 右羽 モノノベは足』24文
『鏡臣 末え滅ぶれば 民
離れ 日月 踏まれず 剣臣
末え滅ぶれば モノベ割れ 治を奪わるる』24文
『ヤタ臣は 繁生ふ春の 民業を 鑑みる目ぞ 垣臣は 汚曲を枯らし モノノベの 力守る手ぞ』24文
『先駆は タチカラヲなり 次カツテ オオモノヌシと 三種櫃 八房御車 次コヤネ 駕籠・馬
八十の モノノベら』24文
『ホツマ方は カシマオシクモ ヒタカヒコ ミシマミゾクイ ハラ宮に 百上県の モノノベと 豊かに治む』27文
『モノヌシ告れて モノノベら カスガの尊を 導かす 諸守祝ふ 門出して 国々巡り』28文
『都鳥 形は八民 頭は君 鏡と剣 左右の羽 モノノベは足』30文
『鏡臣 尽き滅ぶれば 民
離れ 日月 踏まれず 剣臣 尽き滅ぶれば モノフ割れ 治を奪わるる』30文
『ウマシ モノベと 門を守る ミチヲミ
クメと 御垣守 上宣言は 斎瓮臣』30文
『思えば忠は ウマシマチ
代々モノベ継げ ミチヲミは 望みのままに 築坂と クメの所を 賜ふなり』30文
『ヤマト姫 今年百八 喜びて "齢
至れば 我 足りぬ 我が八十モノベ 十二司 ヰモノに移し 仕えしむ"』
『ミカツチの 鳴り渡る名の 弓取りの モノノベ守の 要大人』ミ逸文
『もの(物部) 弓に ハタレ
破れば 琴の音の 和しも弓ぞ 尊かりける』フ077
『繁の塵の 謗りも嘘と 思ひくさ モノヌシ(オオナムチ)ならで モノや散るらん』フ116
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