ウマシマチ・ヲモチキミ

→ 語義
  

宇摩志麻治命。可美真手命。
ニギハヤヒ
ミカシヤ姫の子。 
ニギハヤヒ降伏後は十種の尊宝神武天皇に捧げる。これによりクシタマホノアカリ以来のアスカ国は、名実共に神武天皇に吸収されたことになり、神武は日の本における唯一の和つ日月の君となる。 
神武はその功を賞して「代々モノベ継げ」と『物部』の姓を賜う。これによりオオモノヌシの権能の内、軍事は物部氏に移ることになる。 
綏靖天皇
の時ケクニ臣となる。物部氏の祖。

  

ニニキネホノアカリ┐
          ├┬─────ニギハヤヒ
コモリ──タマネ姫─┘│       ┃
           └タケテル   ┃
                   ┃──ウマシマチ
タカキネフトタマ─??┬ナガスネヒコ ┃
           │       ┃
           └─────ミカシヤ姫
  
  
 ニギハヤヒウマシマチヒコユキオオネ
                 ┣イツモシコ
                 ┗イヅシココロオオヤクチウツシコヲ
                        ┃     ┣ウツシコメ
                        ┃     ┗ヘソキネ━┓
                        ┃           ┃
                        ┗オオミナクチホツミ ┃
                                    ┃
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃
┣イカシコヲトイチネイカシコメ
  
  

大阪府東大阪市東石切町、石切劔箭 (イシキリツルギヤ) 神社
奈良県天理市布留町、石上 (イソノカミ) 神宮
島根県大田市川合町川合、物部 ( モノノベ )神社
  

★『旧事』この命は、橿原宮で統治された天皇[神武天皇]の御世に初めて足尼(スクネ)になり、次に食国政申大夫となり、大神を斎奉る。活目(イクメ)邑の五十呉桃(イグルミ) の娘の師長(シナガ)姫を娶り二児が誕生した。 
★『書紀』可美真手命。
■「代々モノベ継げ」これはオオモノヌシの廃業を意味するのか。
  

フトタマの 孫ミカシヤを 妻として ウマシマチ生む ナガスネは 重の臣なり』27文
アスカに照らす ニギハヤヒ 妹ミカシヤを とし 生む御子の名も ウマシマチ29文

『時に橿原 の 御代新玉の 年サナト 初日サヤヱに ウマシマチ 十種宝を 奉る』30文
ウマシ モノベと 門を守る ミチヲミ クメと 御垣守 上宣言は 斎瓮臣30文
『思えば忠は ウマシマチ  代々モノベ継げ ミチヲミは 望みのままに 築坂と クメの所を 賜ふなり』
30文
鏡の臣は ウサマロと アタツクシネは モノヌシと 御子の両羽ぞ 国政り 神饌供え申す ヲモチ君 共に助けよ31文

  

  

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】