天太玉命。
タカキネの第三子。
ナガスネヒコ、ミカシヤ姫、アメトミの祖父。
テルヒコの左の臣で、共にアスカに下る。
奈良県橿原市忌部町、天太玉命
(アメノフトタマノミコト) 神社
千葉県館山市大神宮、安房 (アワ)
神社
★『旧事』忌部首(いんべのおびと)等の先祖。
★『古拾』タカミムスビの子。
トヨケ┬ヤソキネ───┬タカキネ───────┬オモイカネ │ │ │ ├カンサヒ ├スクナヒコナ ├フトタマ │ │ │ ├イサナミ ├ミチコ(アマテル典侍) ├クシタマ │ │ │ └ツハモノヌシ └コタヱ(アマテル内侍) ├ヨロマロ │ ├アヒミタマ │ ├イクタマ │ ├アヨミタマ │ ├タクハタチチ姫(オシホミミ内宮) │ └ミホツ姫(クシヒコ妻)
カヌナカワミミ ┃ ┌──??──アメトミ────キサ姫(御下) │ フトタマ─┴──??─┬ナガスネヒコ │ └ミカシヤ姫 ┃─────ウマシマチ ニニキネ─ホノアカリ─ニギハヤヒ
『中国の守 拒まんを 防ぐ供守 カグヤマは ヤマズミの二子 フトタマは ミムスビの三子』20文
『時にコヤネは "早かれ"
と オホモノヌシも 止めける フトタマが言ふ "考なえて 君の思すを 止めんや"』20文
『モノヌシは 怒りて曰く "フトタマは 君の統の大人 臣翁 昨日万歳 君祝ひ
今日また変わる 宮遷し』20文
『万千は遠し 一年も 経ざるを狭めば 世の恥は 汝の心 穢れより 君
肖らば 我 居らず』20文
『茜炎に 潰みすとも 磨金食めど 穢れ
得ず" かく言い帰る』20文
『この日 アスカの 宮代人 フトタマをして 祝わしむ』21文
『孫テルヒコの 羽の臣 フトタマは弥々 祭
執れ またカグヤマは モノヌシよ 六十のモノノベ 司り 民を治めよ』23文
『先に三種の 宝物 御子オシヒトに 賜ひしは 兄御孫
得て フトタマと カクヤマ
羽の 臣となる』24文
『フトタマの 孫ミカシヤを 妻として ウマシマチ生む ナガスネは 重の臣なり』27文
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